こんにちは! TP担当笹木です!! さて、背負ってみたシリーズ前回はTPのシングルケースをご紹介致しましたので、 今回はフリューゲルホルンのケースを2つご紹介したいと思います! それがこちら! 左:PROTEC C-244X FLH用シングルギグバッグ 右:PROTEC PB-314 FLH用シングルセミハードケース です!! (後ろに小さく中川さんがいらっしゃいますね) この2つのケースは前回紹介しました、 プロテック社トランペットケースと同じように軽く、表面がナイロンなので雨にも強いです! PROTEC PB-314 FLH用シングルセミハードケース 17,600円(税込)! オンラインショップはこちらから→https://www.joybrass.com/shopdetail/000000000769/ct20/page1/order/ このケースは重量2.9kgと前回紹介しましたケースと比較しますとやや重量はありますが 上の写真を見ていただいてわかるようにケース内のクッションが厚く、その分楽器をしっかりと守ってくれます。 対応しているベル径は170mmまで(例外的なモデルを除きほぼすべてのフリューゲルホルンに対応できるサイズです)と様々なサイズのベルが入ります。 ケースはコンパクトで邪魔にはならず、なおかつ大きめのポケットがついているため、 オイルやペンなどの小物類はケースに収納することができます。 では早速【背負ってみた】 (クリックしますと画像が大きくなります) リュックタイプ(別売りのバックパックストラップ)と肩掛け(付属品のストラップ)をそれぞれ試しましたが感じたことは、軽かったです! 先程重量のお話を致しましたが、ケースとベルトの位置(バランス)が良いからか重量を感じにくかったです。 コンパクトなので、とても動きやすく邪魔にならないので、電車やバス移動も方におすすめです!! オンラインショップはこちらから→https://www.joybrass.com/shopdetail/000000000769/ 別売りのバックパックストラップ→https://www.joybrass.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000752 PROTEC C-244X FLH用シングルギグバッグ 11,440円(税込)! オンラインショップはこちらから→https://www.joybrass.com/shopdetail/000000001783/ こちらはギグバッグなので柔らかく、とても軽い(重量1.4kg)のが特徴です!! また収納ポケットがたくさんついているのが魅力で、かばんの中身を少なくできます! また、別売りのバックパックストラップを買わなくても、もともとリュックタイプ(ストラップ部は縫い付けられています)で背負えるのでとても便利です。 ケースの前面と後ろ面に大きなポケットがついてまして、後ろ面には楽譜や教本が、 そして前面には広いまちがついたポケットが、、、 なんとこのポケット、ペンやオイルなどだけではなく、、、 なんと、すっぽりミュートが入ってしまうんですね~!! これは非常に持ち運びしやすいです!! と、いうわけで【背負ってみた】 (クリックしますと画像が大きくなります) この写真は楽器以外にもミュートが入っています。
やはり軽く持ち運びしやすいです! ギグバックなので通常のリュックのように体と密着しており、違和感はとてもなかったです。 あくまでもギグバックなので圧力には弱いという側面がありますが しっかりとした厚めのクッションが全体に使われており、安心してお使いいただけるケースです!! オンラインショップ→https://www.joybrass.com/shopdetail/000000001783/ct20/page1/order/ 写真が多くなってしまいましたが、イメージはつかんでいただけましたでしょうか? これからも【背負ってみた】続けて行きますので、今後とも宜しくお願い致します!! 以上、TPケース担当??笹木がお送りいたしました!! お久しぶりですー!!二ヶ月ぶりの笹木です!いやー暑くなりましたね! 緊急事態宣言により長らく休業しておりましたが、5月30日から通常営業しております! 予約制にはなってしまいますが、試奏も可能でございますので是非ご来店お待ちしております! ジョイブラスのホームページからご予約できます→https://www.joybrass.co.jp/ 今回のブログのタイトルを見ていただいた方の中には 忘れていた方や懐かしいなぁと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 過去に背負ってみたシリーズをジョイブラスのブログでやってました。 再び背負ってみたシリーズ復活です! さて、二ヶ月ぶりのブログで紹介いたしますのはこちら PROTEC PB301TL(トラベルライト)TP用シングルセミハードケース です! 先にお値段からお伝えしますと、、、16,720円(税込)です。この価格を最後まで覚えていてください。 このケースはトラベルライトの名の通り重量が軽く(約1,8kg)、 とてもクッションが柔らかいですが強度もとてもあり、セミハードケースながらしっかりと楽器を守ってくれます。 表面は雨をはじくナイロンで出来ており、楽器が濡れにくくなってます。 下の写真の様に様々なサイズのベルでも対応ができます。 (右:Shires Q10S ベル径:約123mm 中央: Van Laar Aquino ベル径:135mm) 持ち手も大きく、ポケットも大きいのでオイルやマウスピースなどの小物も入ります! マウスピースをしまう場所がない!? なんとこのケースはマウスピースポーチが付属してきます!! これはコスパ高いですよね! とても人気なケースなので持たれている方も多いですが、こういったところに理由があるんですね~ それでは本題の【背負ってみた】 笹木(身長約170cm)が背負っているのはブラックです。 ブラック以外にもパープルのご用意もございます。 かなりコンパクトなケースなので電車やバスなどでも場所を取りにくく、 背負ってみても持っていても動きにくいことはありません。 笹木の個人的なオススメポイントはとても細かいのですが、ステッチや金具ですね ステッチの色がプロテック社のカラーのオレンジに
金具やファスナーもプロテック社オリジナルの物になってます。 こういった細かい所までしっかり作り込まれているのがとてもいいですね。 小さいケースながら細部にたくさんの工夫が凝らしている素晴らしいケースです。 最後にもう一度お値段をお伝えしますと16,720円(税込) 16,720円(税込)です! 新学期や新生活などで楽器を新しく買われた方や、新しいケースをお求めの方 このコスパが高いプロテックケースをお見逃しなく。 現在オンラインショップでも販売中ですので是非とも購入を検討してみてください。 こちらから→https://www.joybrass.com/shopdetail/000000000761/ct14/page1/order/ 以上TPケース担当? 笹木でした! お久しぶりです~倉富です!
ジョイブラスは土曜日から営業再開しておりまして、おかげさまでたくさんの方にご来店頂いております。 早く日常に戻ってほしいなーなんて思いますが、スタッフ一同変わらず元気に営業しております。 ご来店をお待ちしております! さて、今日は中古トロンボーン情報です。 超美品Edwards T396-A のご案内です! こちら、第35回日本管打楽器コンクール第2位、第16回東京音楽コンクール第2位など、輝かしい経歴をお持ちのトロンボーン奏者の高瀬新太郎さんの放出品でございます。 ほぼキズ・へこみがなく、ここまで状態の良いT396-Aは今後出会えることがあるか、、、 試奏可能ですので、ぜひお試しください!!! https://www.joybrass.com/shopdetail/000000001777/ct6/page1/order/ みなさん、お久しぶりです!TB担当の北澤です。Blogを書くのもほぼ二ヶ月ぶりでしょうか。 緊急事態宣言を受けて長らく休業としておりましたが本日からジョイブラス、通常営業しております! いわゆる「密です…密です…!」を避けるために試奏室の予約システムが導入されたり、消毒や除菌・スタッフのマスクの着用、マウスピースや楽器の消毒洗浄もこれまで以上に徹底しているなど以前とは変わった点もありますが、基本的にはスタッフも変わらず元気にやっております。もちろんご予約がなくてもご来店可能ですので、みなさま是非お気軽に足を運んでいただけますとスタッフ一同喜びます! さて、本日からトロンボーン担当に一人新人スタッフが加わりました。お客さまの中にはご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、超大型新人の大島知之さんです! 僕と同じで元々お客様としてよくジョイブラスに来てくださっていて、そのままジョイブラスのスタッフに加わるというパターンです!普段はバス、コントラバス吹きということで今回トロンボーンチームは ・細管テナー、太管テナーバス 担当 北澤 ・太管テナーバス、バス、アルト 担当 倉富 ・バス、コントラバス 担当 大島 ・トロンボーン全般、Tilz 担当 湯村 と最強の布陣になりました!もし楽器やマウスピースを選びたい、相談したい…!というお客様がいらしましたら、HPトップからスタッフの出勤日をチェックしてご予約をして頂けると各スペシャリストがご対応させていただきます! ぜひぜひお越しくださいませ。 休業期間中に書きたいBlogネタがたくさん溜まっているのですが、今回はこの辺で終わらせていただきます。 おいおい大島さん自身の自己紹介記事も上がると思いますのでお楽しみに! みなさんこんにちは!TB 担当の北澤です!スタッフ全員が書いているブログリレーとは別に、こちらのシリーズも並行してどんどん書いていきますよ! さて、今回ご紹介するメーカーは台湾のメーカーであるXOをご紹介していきたいと思います。 私が中高校生の時代(かれこれ10年以上前)はトロンボーンの楽器メーカーと言えばアメリカ、日本、ドイツ、フランスのものが一級品、中国や台湾などのメーカーはお値段はお求めやすい価格で貼りますが品質が…といった風潮が強かったと記憶しています。 しかしながら技術進歩や各メーカーの凄まじい努力により、現在ではさる有名メーカーの楽器製造の下請けや、バルブケーシングのパーツ供給、はたまたオリジナルブランドを立ち上げて楽器製造を行っているメーカーも存在するほどの品質の高さを誇っています。 ジョイブラスで扱っているQueen Brass(Zorro Ⅱ、C-Line、HINO Model)も、常に品質の高さにこだわり続け、世界的評価も高い台湾のメーカーであるHoxon社と眞田貿易のコラボレーションで生まれたトランペットです。 さて今回紹介するXOも日本のメーカーが開発・設計に携わっているコラボレーションブランドであります。 トランペット、フリューゲルホロン、ピッコロトランペット、そしてテナー、テナーバス、バストロンボーンと豊富なラインナップを取り揃え、そして各種モデル価格を抑えながらも高い品質との両立を実現しているメーカーです。 そしてこちらの記事では、その豊富なラインナップの中でも細管テナーである 1632 ”John Fedchok Model”に焦点を合わせてご紹介していきたいと思います。 まずこちらのシグネチャーモデルのアーティストでありますJohn Fedchok氏を簡単にご紹介しましょう。 彼はNYのトロンボーン奏者でありソリストとして活躍する他、自身のリーダービッグバンドを率いたり、有名ビッグバンドのセクションプレイヤーとして、また数多くの作編曲なども手掛けている名アレンジャーとしても名が知られています。 アメリカにダウンビートというジャズの雑誌があるのですが、そちらの読者投票でトロンボーン奏者、アレンジャー、ビッグバンドで四年連続でノミネートを果たしたことがあるからも人気の高さが伺えると思います。 上の動画は彼が率いるJohn Fedchock New York Big BandのTBフィーチャー曲であるCaravanのライブ版です。高速で複雑なフレーズをいとも容易く滑らかに吹きこなし、とても柔らかでスムースな音色が特徴的ですね。2000年代にManhattan Jazz Orchestraのメンバーとして来日していた時に生で聴いたことがあるのですが、涼しい顔してめちゃくちゃ難しいフレーズをこれでもかというくらいソロで吹いていたのは今でも記憶に残っています。 (しかしこのバンド、Keith O'QuinnやGeorge Flynn、Charles Pillow、Rich Perry、Scott Robinson、Scott Wendholt、John Rileyなど学バン民が歓喜しそうな豪華メンバーが揃ってますね・・・!) さてさて本題の1632 "John Fedchok Model" ですが、スペックとしては7-1/2のゴールドブラスベルに.500のウルトラライトのニッケルスライド、リードパイプはニッケルシルバーというスペックになっています。彼は元々Kingの2Bのバランサーなしを愛用していたこともあって、全体的にKingを軽量にし、更に反応性やコントロール性、レスポンスなどを追及していったモデルといった印象を受けます。
動画でも語られていますが、スライドがとにかく軽い!こんなに軽くていいの!?と思うくらい軽く、スライド操作に全くストレスがありません。また軽量化したことで音色が薄くなるのでは…?と思われる方もいると思いますが、ベル素材が銅の比率が高いゴールドブラスということもあり音色も非常に暖かくかつスムースな音色を持つ楽器に仕上がっています。 また店頭にあるモデルには3ピースタイプの小柄なバランサーが付属しており、標準ではネック側に大きく寄せた状態で装着されています。バランサーの位置をネック寄りにすることでよりフォーカスされた音色、アーティキュレーションを得られる、と氏は別の動画で語っています。このバランスは個人の好みが大きいので、着脱や付ける位置を含めて色々と弄ってみるのも楽しいかも知れません。 そしてこのモデルの一番の特徴と言えば、なんといってもとってもお求めやすい価格という事です! 細管テナーといえば一部のスチューデントモデルを除き軒並み税抜定価が30万円~が相場となっているのですが、こちらのモデルはなんと30万を切る27万円!(※2020/03/17 現在) 実売価格だと税込でも20万円台前半といったところでしょうか。 ジョイブラスにお越しになった際はぜひぜひお試しくださいませ! 次は太管テナーバス、バスでは絶賛人気急上昇中のS.E.Shiresをご紹介しようと思います。そしてブログリレー!内容どうしようか考えてます…学バン時代の思い出話や今だから言える小話や裏話、もしくは楽器修理やマニアックな楽器話など…アイディア絶賛募集中です! そうそう、今更ですがジョイブラスのHPリニューアルに伴ってお問い合わせページのコンタクトフォームが設置されています。マウスピースや楽器の在庫に関するご質問、オンラインショップに掲載されている中古楽器の細かい状態や、はたまた様々な修理や疑問など…お気軽にお問い合わせが出来るようになりました!楽器の試奏なども事前にご連絡頂ければ、準備万端な体制でお客様をお迎えすることが可能ですのでぜひぜひこちらも宜しくお願い致します。 TB担当 北澤 皆様こんにちは 先日から始まったジョイブラスブログリレー! 本日は三宅が投稿致します。 長いことブログ投稿ご無沙汰しておりました…ゴメンナサイ!!!(泣) ブログリレーに限らず今後は定期的に投稿したいと思います。 最近は倉富くん、笹木くん、と新しくジョイブラススタッフに加わった二人が面白いブログを書いてくれてますね。 二人とも様々な業務をすすんでやってくれて、とても頼もしい後輩です。 発想力豊かでたくさん素敵なアイディアを出してくれるので日々刺激を受けています。 そしてこの二人、とにかくキャラが濃い。 そもそもジョイブラススタッフってみんなキャラ濃いなあ、と思うんですけどこの二人はさらに上を行ってる気がします。 二人が揃うと面白い。二人の何気ない会話はいつも予想外の展開に。 そこにちょこっと不思議キャラの北澤くんが加わるとまたこれも面白い。 最近は、北澤・倉富・笹木が三兄弟に見えてくる。 三兄弟の強い個性に圧倒され、影が薄れつつある私ですが 変わらず元気に頑張っていますので皆様三宅も忘れないでくださいね。 普段は社会人ビッグバンドで活動していますがしばらく練習、本番がないので こんな時こそ時間をかけて楽器をじっくりメンテナンス。 自分の使っているトランペットのクリーニングをしました。 演奏を思いっきり楽しむためにも楽器は常に綺麗な状態を保ちたいですね。 演奏後のお手入れを怠ると楽器管内の汚れや、パーツの固着の原因にもなりますし 楽器表面のメッキやラッカーの劣化にも繋がります。 ちょっと面倒でも演奏後はスワブを通して管内の水分を取り除き、表面をクロスで拭いてあげてください! 最近、トランペットのクリーニングでこれ便利!!と感動したのは「Smart Rod」というアイテム。 各抜差管の水分だけでなく、ベルフレア内側からロッドを入れるとベルの付け根(第1ピストンケーシング付近)まで届いて水分を吸い取ってくれます。スワブが通せない部分なので嬉しいですね。
ジョイブラスオンラインショップにも掲載されているアイテムなので是非チェックしてみてください。 https://www.joybrass.com/shopdetail/000000001505/ 店頭ではサンプルもご用意しておりますので実物を見てみたい方は是非ご来店の際お申し付けくださいね! ブログリレー、本日は三宅がお送りしました。 次回の投稿は誰でしょう。 是非お楽しみに! ジョイブラス みやけ 世の中のみなさんは異なる業界で一所懸命お仕事をされて各々の持ち場を支えていらしゃることを思うと感謝の気持ちが湧いてきます。そんな中でお客様にご来店いただいて本当に私共はそれだけで気持ちが元気になります。ありがとうございます! さて、今日はオーストリアで作られているトランペット練習用消音器の紹介です。おかげさまで初回入荷分が完売し、今週第二弾が入荷してまいりました。私の自宅は東西南北をご近所の家々に囲まれ、以前昼間にトランペットをミュートせずに練習をしていたら西側の隣人が凄い勢いで雨戸を閉めていたというショッキングな出来事があり、それ以来は練習用ミュートをして練習していました。しかし、二ヶ月ほど前からミュートチューブという救世主が自宅に現れてきました。今までは練習用ミュートを使っていましたが、当然オープンでの吹奏感とかなり違い、普段の練習はそれでも良いのですが、本番があると二週間前からカラオケボックスへ通い練習をしていました。カラオケボックスの店員さんにいつも楽器を練習しますので他のお客さんと離れた部屋をお願いしたりして、しかし混雑してくると両隣に歌声が聞こえてきます。ということは当然自分のラッパの練習も隣には聞こえるし、同じフレーズをひたすら練習したりするのも気が引けるし、おまけに時々外から覗かれます。(覗かれないように部屋の死角で吹いてたりして・・・) そんな訳で防音室を購入すれば済む話ですが・・・今回ミュートチューブ を入手してから自宅での練習環境が変わりました。ポイントが貯まったカラオケボックスのカードは家族に即贈呈。自宅は木造一軒家で自分の部屋は二階にあり、練習中部屋の外からは練習音が聞こえますが隣の部屋でテレビを見ていても気にならない程度ということで、真下の居間では全く聞こえないようです。二ヶ月間使用しての感想は・・・ ベルの位置はミュートチューブの奥よりも少し手前の方が何故か消音率が高いし吹きやすい。先日長時間練習用に高さを調整できるバーチェアーを購入しました。私の場合は座る位置を若干高めにして、ミュートチューブ の角度を付けることで長時間練習を快適にセッティングしています。譜面台を左側に立て、譜面の位置が左下にセッティングすることで老眼の自分にはちょうど良い。湿度の高い夏場をこれでまだ経験していませんが、練習後は一応ミュートチューブの中に乾燥剤を入れております。そんなことでトランペットの練習環境が快適です。私の場合、カラオケボックスで一回二時間を練習すると約2,300円程料金がかかってしまいますので、30回程行くとミュートチューブが買えてしまう計算となります。さぁ、元を取って練習します。 K.S. ミュートチューブ(MUTE TUBE) https://www.joybrass.com/shopdetail/000000001545/ 30年程前私がまだ楽器業界に入って間もない頃、あるフルーティストの先生と一緒に海外へヴィンテージ・フルート買付の旅に行きました。
スタートはスイス→ドイツ→本命のフランス→イギリス→米国NY→米国西海岸→帰国と北半球を一周してしまいました。出発前に何度か勉強会を先生にやってもらい、コレクターさんとアポイントをとり無事にいろんなヴィンテージ・フルートを仕入れることができました。 フルートの先生のお話やコレクターさん達のお話から私はかなり勉強をさせてもらいました。各々のパーツの形状から何故その設計なのか、当時の時代背景などが実に興味深いものです。人間工学を勉強された設計なのではないかというくらい完璧な設計、各パーツの大きさや形状からフルーティストが思わずその楽器を手に取って吹いてみたいと思わせるようなデザインや美しい彫刻の入ったデコレーション等々のフルートたち・・・フルートというよりは芸術品ですね~というと、一緒に行った先生は”そうだよ、奏者が芸術家なら、楽器も芸術品であるべきだ”という先生の一言が今も忘れません。また、”懐古趣味はないので、現代の楽器も良い物を作っている。設計者や製作者たちがどれくらいの想いで作っているかが音にも出るね。”と話していました。ホテルの部屋で仕入れたフルートを見ながら一緒に酒を飲み、私はフルートを吹けないけどこの楽器は買いたくなります。というと先生は今タイムマシンがあったらどうする?と聞いてきたので、それはもう大金を持って過去へ行って新品の楽器を大量に買ってきます!と答えました。それなら今作られている楽器を大量に買いなさい。数十年後にそれらもヴィンテージになるよ。うむ~確かに!フルートに限らず楽器はみんな同じだな~と。その5年後私が独立するとは思いもしませんでした。 早いもので眞田貿易を創業してから25年が経ち、1年目にシャイアーズの製造番号1番を持ってあっちこっち国内出張へ行ったのはついこの前のようです。個人的にシャイアーズトランペットを10年前から使用していますが、これを機に25周年記念モデルを作ってもらいまして、スペックは以前の物とは違うのですが、かなり気に入っております、何よりも桜が描かれた特別な彫刻が良い!そうするといろんな思いからこの25周年記念モデルのトロンボーンも買いたくなりますね。いや、トロンボーン吹けないし、踊り子には手を出すな!って社員たちに叱られそうです。 K.S. こんにちは!北澤です。最近は朝早くお店に来て試奏室で練習をしています!やはりちゃんと毎日ウォーミングアップからしっかり始めて練習をきっちりやると調子がいいですね…!(当たり前) そのうちお薦めのウォーミングアップ方や教本など、機会があったらこちらも紹介していこうかなー、と思います。需要があればですが…。 さてさて細簿と続いている「独断と偏見による細管テナー紹介シリーズ」ですが今回のVol.3ではK&Hをご紹介していきたいと思います。 創業1948年、ドイツのメーカーであるK&H。アルトから細管テナー、太管テナーバスやバスまで…。またジャーマンスタイルからアメリカンスタイルまで幅広くトロンボーンを製作しています。スローカーモデルやM'sモデル、またTシリーズなどのラインナップは皆さま一度は聞いたことはあると思います。 細管テナーに限ると、やはりBart van Lierモデルシリーズでしょうか。近頃の学バンの若い子たちを見るとKing、Bachなどの定番メーカーに次いでYAMAHAと共に使ってる方が多い印象です(※あくまで個人的な印象です!) 現在店頭にはBart van Lierモデルが二本並んでおります。右は新品のBvL 500 Vです。BvLシリーズには.480/88という細めのボアサイズと、.500ボアの太めのボアサイズの二種類が存在しているのですが、こちらは型番から分かる通り.500ボアの太めのモデルとなっています。 そしてなんといっても特徴的なバランサー。ヴァリアブルバランサーシステムと呼ばれる縦長の二本のバランサーをお好みに応じて脱着、あるいは向きを変えることによって自分好みの吹奏感のセッティングにすることが可能です。 K&Hなんといっても変な癖がなく、素直な鳴りや音色、そしてなんといっても吹きやすさ!ビッグバンドジャズと一口に言っても様々なジャンルが存在しますが、どれにも対応出来るオールラウンドな楽器だと思います。 僕も学バンに入ってから一番最初に買ったのはこちらのシリーズの.480/88のモデルでした!マウスパイプ交換式だったので後からスターリングシルバーのマウスパイプを注文して交換。気に入って使ってました!その後サークルの先輩が吹いていたKingの銀ベルに憧れ100周年の中古の銀ベルを買ったことで使用する機会が減ってしまい。その後眠らせておくには勿体ないということでサークルの後輩に譲ってしまったのですが…また、その辺りから楽器やマッピを色々買ったり売ったりをし始めて沼に…という話は長くなるのでここでは割愛。すぐ聞きたい!という方がもしいるのであれば、店頭に来てもらえればいつでもお話します!!(笑) さて話は逸れてしまいましたが、こちらのBvLシリーズは前回、そして前々回お話したKingとBachと同じ価格帯のラインナップとなっていまして、小回りの利くオールラウンダーな楽器としても、細管初心者の方が最初に選ぶ一本としてもお薦めできるモデルとなっています。 そして左にあるのは中古ではありますがBvL 500の、バランサーがネジ止め式の2ピースの旧来の形式のタイプになっているモデルです。 この個体、珍しいことにベル全面に豪華絢爛な龍の彫刻が施されています! 加えて、ベル部分のラッカーが剥離されておりなかなか見た目が渋い楽器となっております。ヴァリアブルシステムのバランサーに比べると2ピースモデルのバランサーの個体の方が重めの吹奏感の傾向があるのですが、こちらの個体はベル部のラッカーが剥離されているからか鳴り、レスポンスもよく、音色も柔らかめからエッジきつめ、またサブトーン気味まで幅広く柔軟に対応できる良いバランスの楽器となっています。こちらの個体に関してはオンラインショップにも掲載されているので気になった方はそちらもチェックしてみてください!
次はXO、ジョンフェチョックモデルについて語ろうかと思います…! TB担当 北澤 みなさんこんにちは!TB 担当の北澤です!前回に引き続き今回も細管テナーをご紹介していきたいと思います。 Vol.1のKINGに引き続き、今回Vol.2でご紹介させていただきますのは太管でもお馴染みVincent Bachです! クラシックやオケ、吹奏楽などでも定番の太管の42Bシリーズ、50Bシリーズなどをラインナップに揃えるV.Bachですが、細管テナーもKINGと並んで二大定番メーカーといっても過言ではないと思います。上記に並んでいるのはModel 16、Model LT16MGです。 こちらの16シリーズも数多くのスタジオミュージシャンやジャズプレイヤーが愛用しております。 前回ご紹介したKINGと比べると、ジャズからクラシカルなシーンまで対応出来る懐の深い音色の幅、音のツボや程よい抵抗感が特徴となっております。 またスライドクルークが”Bachクルーク”とも呼ばれる、曲がりが直線に近い形になっているのも特徴の一つでもあります。 Bach社はトロンボーンやトランペットなどの金管楽器の製造工程に特殊な熱処理を加えておりそれが”Bach”独特のサウンドに繋がっているそうでして、その熱処理のタイミングや温度・冷却の方法などは社外秘となっているそうです。 この辺りは歴史が長く古くから蓄積された数多のノウハウを持つBach社だからこそ出来る事かも知れません。 Model 16も愛用者が多くオススメの個体ですが、個人的に特におすすめしたいのはLT16MGです! Bachの細管テナーの中でも一番太い12.93ミリのボアサイズを持つニッケルライトウェイトのパラレルスライド、ベルはゴールドブラスベルといったバランスの良さを持ち、パッセージの反応の良さと暖かくて豊かな音色を両立したモデルとなっております!人気機種が為に、入荷する機会も滅多ありませんので是非是非! 上記画像では16,LT16MG共にバランサーを外してありますが、どちらも純正バランサーが付属します。特にBachはバランサーの有無で全くツボや鳴りが変わってきますので、ご試奏の際はぜひ付いた状態と外した状態でお試しくださいませ! 店頭では現在新品のModel 16、Model LT16MGが展示してあります。それ以外にも状態が非常に良い中古のTB600、また中細管ではありますが新品のModel 36もございます。 また私感ではありますが前回ご紹介したKINGとBach、こちらの二大メーカーですが好みが分かれる方が多くKing派とBach派で大きく二分されることが多い気がします。かくいう私もKing派です。もちろん中にはBachとKing両方吹く方も多いのですが、持ち替えや乗り換えをする方は珍しいのかなと…。 なのでこちらの二大メーカーを一度試奏して自身の好みを把握しておけば、他のメーカーを選ぶ指標になるかもしれません。 最後に4/3から値上げが告知されているBach、King、CONNですが3/7からとてもお得なキャンペーンが始まります! 購入を迷われている方、買うならまさしく今がベストタイミングです。この機会を逃さぬよう、ぜひジョイブラスへお越しくださいませ。 というわけでここからはいつもの余談コーナーです。 Bach社は歴史が長く、製造された工場及び生産年代でざっくりとNY Bach、Mt.Vernon Bach、(Early)Elkhart、現行Bachとありまして、特に初期のNY Bach、Mt.Vernon Bach時代に生産された個体は今でも人気が高く、状態の良いものとなるとかなりの価格になることも…。 また現行ではModel 12・16(細管)、36(中細管)、39(アルト)、42(太管テナー)、50(太管バス)がラインナップにされていますが、過去にはModel 6、Model 8、Model 26、Model 34、Model 45など様々なラインナップが存在していました。 特に後ろ3つのモデルはとてもレアです。実物を見たことが無い方が殆どではないでしょうか(Mt.Vernon の34と復刻版 34を二本持っている友人もいますが…) 更にマウスピースは生産された時代によっての区分が多いので(ディープピリオド、ドットCOOPやラージレター等)ここでは割愛させていただきますが、楽器本体と同じくNY BachとMt.Vernon時代に生産されたものは今でも人気が高く、数多くのメーカーがそれらを参考にして開発したモデルや、カップやリムをコピーしたモデルを制作したりしています。 上記画像は外観はSTORKオリジナルですが、カップなどはオリジナルをコピーしたNYコレクションのカップ断面図の画像です。
(STORK 公式サイト(英語)から引用) よく見ると左右が完全な対称ではなく微妙に非対称になっています。現在のように大量生産されていたわけではなく、職人たちによって作られていたわけですから同じモデルでも、良い意味でも悪い意味でも様々な個体差が生まれていたわけですが、逆にそれらが”良い”個体を生み出していたのかも知れません。 ちなみにBob ReevesのTBマウスピースのClarkeモデルですが、こちらも現在の6-1/2ALの原型となったClarkeをベースに制作されたモデルで、北澤イチオシのマウスピースでもあります。 ご来店のときは是非お試しくださいませ! TB担当 北澤 |
JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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