Greg Black(グレッグブラック)
世界屈指のクラフトマンが送る完成度が極めて高いマウスピース
世界のトップアーティストが集う街ニューヨーク。グレック・ブラックはこの地で活躍する奏者たちの信頼を一手に引き受けている。 グレック・ブラックは1985年にマウスピースメーカーとして著名な「ジャルディネリ」でマウスピースの製造に従事。その手腕が認められ、ジョン・ストーク(現在独立してストーク・マウスピースを製作している)の後任としてカスタムマウスピースの製作を担当するようになる。1990年にはジャルディネリの副店長であり、マウスピース部門の責任者であったジェフ・ヒルとともに独立し「ブラック・アンド・ヒル」の生産を開始する。しかし、5年後にジェフ・ヒルが管楽器業界から引退したためグレック・ブラックは自身の会社を再設立。現在に至っている。 グレック・ブラックのマウスピースはニューヨークフィル首席奏者であり、ビックバンドのリーダーとしても活躍するジョセフ・アレッシが使用していることから近年トロンボーン奏者にも絶大な人気を誇っている。しかしながら、グレック・ブラック自身は州立アパラチア大学にてトランペットで音楽学士号を取得し、卒業後はニューヨークでプロ奏者として活動した経験があるトランペット・プレーヤーである。また、故ディジー・ガレスピーをはじめとするジャズ・プレーヤーからブロードウェイやスタジオで活躍する奏者、そしてオーケストラ奏者に至るまで数多くのトランペット奏者がグレック・ブラックの技能を認め大いに賞賛していることは明記したい。 かつてニューヨークはビンセント・バック、ジョン・パーデューバ、ルディー・マック、ドミニク・カリキオ(のちにロスアンゼルスに移住)、ジョン・ペティナート(PHDマウスピース)、そしてボブ・ジャルディネリなどの数多くの名工たちが第一線で活躍する奏者たちとともに切磋琢磨し研究に励む場であった。グレック・ブラックは彼らによって築き上げられた伝統をボブ・ジャルディネリの最後の弟子としていかに伝えるかということも忘れてはいない。世界屈指のクラフトマンとも言うべきグレック・ブラックは、生産量を極端なまでに限定し完成度が極めて高いマウスピースを世に送り出しているのである。 |
フリューゲルホルン マウスピース
銀メッキ仕上げ。 国内ではもちろんのこと、アメリカ本土でも入手が極めて難しいグレック・ブラックのフリューゲルホルン マウスピース。数多くの奏者に熱烈に支持されるその「理由」を是非お確かめ下さい。再入荷の予定は未定です。リムの内径・口当たりはGreg Blackのトランペットマウスピースと同じです。 |
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