Burbank(バーバンク)

「バーバンク」はオールド・スタイルの楽器を現代の技術で再現しています。

「バーバンク」トランペットには細部にわたり銘器として名高いヴィンテージ・ベンジの設計を強く感じさせられます。しかしながら、「バーバンク」フリューゲルホルンには一見するとヴィンテージ・ベンジの“色”はほとんど感じられません。

かつてベンジ社のプロダクトマネージャーでもあったジグマント・カンスタル、そして当時からともに楽器製作を行ってきたカンスタル社の熟練工たちにとって、ロサンゼルス期に開発されたフリューゲルホルンと同じ設計のデザインの楽器を作り出すことは決して難しいことではありませんでした。ところが、フリューゲルホルンという楽器に求められる音楽的な要求の変化やテクノロジーの進化をふまえ、彼らは意図的に異なる設計で製作することを選んだのでした。

「バーバンク」フリューゲルホルンのヴィジュアルは至って近代的なものです。しかしながら、楽器としての狙いはあくまでもオールド・スタイルのフリューゲルホルンの再現にあります。現代のフリューゲルホルンとしては若干タイトなボアサイズ、ベルガード(背骨)を装着した独自のテーパーのコパーベル、決して 大型化しない全体バランス・・・これらは「バーバンク」としての特性を具体化させるべく試行錯誤を繰り返した結果なのです。

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Burbank（バーバンク）フリューゲルホルン

売価（税抜）時価
Bb、ラッカー仕上げ、6.0インチ・コパーベル。モネル・ピストン下バネ方式。第3スライドトリガーとベルガードがついています。
​スタンダード・テーパーシャンク・マウスピースを使用。