オーストリア出身のビンセント・バックはウィーンでオペラのトランペットを演奏しながら大学で機械工学を学びました。1912年アメリカへ亡命し、ボストン交響楽団の首席トランペット奏者として活躍しながら大学で学んだ機械工学を応用してマウスピースの製作をはじめます。1920年頃には当時一般のマウスピースは1ドル50セント位だったにもかかわらず、バックの製作したマウスピースは50ドルでも注文が殺到しました。のちに有名なトランペットやトロンボーンを製作しますが、バックは初期の頃から400種類を超えるサイズや型を製作し、あらゆる奏者の要望に応えてきました。金管奏者は、バックのマウスピースで入門し試行錯誤の末、再びバックに帰るなどとよく言われています。
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トロンボーンマウスピース(太管)
1G、1-1/4G、1-1/2G、2G、3G、4G、4GB、5G、5GS、5GL、6-1/2A、6-1/2AM、6-1/2ALの13種。
銀メッキ仕上げ。
銀メッキ仕上げ。