Zorro(ゾロ)は当初、初心者の方へ向けたお手頃な楽器として開発を進めて参りましたが、改良を繰り返す内にこの価格帯の楽器とは思えないほど『良く鳴る』楽器となりました。第一線で活躍するプロフェッショナルのクラシック・プレイヤー、ジャズ・プレイヤー双方からのお墨付きをいただいております。
お取り扱い商品Products
Custom BUILT Model Ⅱ
特長その1 とにかく良く鳴ります
支柱(ベルと主管の間)の位置を変更し程よくベルをフリーにすることで、より響きやすい設計になっております。
特長その2 お好みの吹奏感が選べます
チューニング管(ラウンドとスクエア)が2本付いています。1本のトランペットで2種類の吹奏感が得られます。お求めの感触によって交換していただくことで吹奏感をお好みのものに。
- (ラウンド・チューニング管)形状が丸いので、息の流れがスムーズで抵抗感が少なく、オープンな吹奏感が得られます。その為ハイトーンがより出しやすくなります。
- (スクエア・チューニング管)形状が角ばっているため、若干の抵抗感が得られます。抵抗感があることにより、持久力が増します。
特長その3 音楽のジャンルを選びません
メーカーによってはクラシック向き、ジャズ向き等の個性がありますが、この楽器はジャンルを選びません。クラシックのプロ、ジャズのプロの双方の方に試奏していただき、好評を得ました。音色は合わせるマウスピースや息のスピードにより明るくもダークにもなります。
ラッカー仕上げ:
レッドブラスベル/ラッカー仕上げ(受注生産):
ブラックニッケル仕上げ(受注生産):
ブラッシュドラッカー仕上げ(受注生産):
Custom BUILT Model Ⅱ ライトウェイトモデル
- Bb
- ML
- 125mm(約5インチ)イエローブラス・ライトウェイトベル
- チューニング管(ラウンドとスクエアの各1つを標準装備)
- 第三スライド・アマド・ウォーターキー
- マウスピース、シングル・セミハードケース付き。
ZORRO Custom BUILT Model Ⅱ SP プレイヤーの推薦文 専門誌より
驚きの楽器です。最初にこの楽器を手に取った時、しっかりとした作りと心地よい反応のピストン、若干大きめのベルに興味を惹かれました。マウスピースをレシーバーに挿し込み、息を入れると楽器全体が共鳴し、ベルから響きとともに豊かで温かみのある音が空間を包み込みます。製作スタッフのこだわりがひとつの部品やデザインだけではなく、サウンド自体に多大に影響しているように感じます。
また、全音域がムラなく鳴るというのはこういうことかと実感させられるほどバランスに優れています。吹き終えた後、欧米のハンドメイドかと思い確かめると、台湾の楽器工場で作っていると聞き、その品質の高さに驚かされました。そのクオリティは欧米の量産された楽器のレベルではなく、ハンドメイドで作られた楽器のレベルです。最後に価格を聞き、最も大きな驚きを得ました。信じられません…。音そのものも他社の高級モデルと同等のレベルなのですから。この「ゾロ・トランペット」はオーケストラ、吹奏楽、ソロ、アンサンブルとジャンルを問わず自分の音をレベル・アップしてくれます。今日も仕事場へ、この楽器と一緒に向かいます。
Band Journal 2007年2月号より
井上直樹 氏(山形交響楽団 主席トランペット奏者)
井上直樹 氏(山形交響楽団 主席トランペット奏者)
吹いてまず感じたことは息が入りやすいこと。設計者がベルの支柱の位置に苦労されたという話も頷けるほど良く鳴ります。指掛けがリングに統一されているのも吹きやすさの理由のひとつでしょう。チューニング管がスクェア―、ラウンドと2種類標準装備されており、使い分けができるのもおもしろいと思います。また、ボトムキャップはセミ・ハード級に重くしてありますが、ベルが軽く反応して良く鳴ることから、鳴りを落ち着かせていてバランスはとれています。ですから屋外で吹いても、まとまった感じで吹き応えも十分。ジャンル・場所を問わず使えるのが嬉しいですね。ラッカー・シルバーともに吹き続けても飽きることのないサウンドで気に入りました。これからトランペットにチャレンジしようと思っている人、何年もご無沙汰だけれどもまた楽器を始めようかと考えている人にとって何がベストな楽器選びなのでしょうか?手頃な価格だけど物足りない。吹いた感じはいいけれども、値がはるのでためらってしまう。そういう人達の要望に現れたのが、この楽器です。「百聞は一見にしかず」といわれるように、とにかく一度吹いてみることをおすすめします。皆さんが吹いてどう感じるのか、僕がその意見を聞いてみたいくらいですね。吹奏感、コスト面を考えたとき、十分に満足できるお勧めのトランペットです。
Jazz Life 2007年1月号より
向出聡 氏
1955年 北海道芦別市出身。学生ビックバンドに参加し在学中にプロ入り。ブルーコーツ、ニューハード、ゲイスターズ等のビックバンドを経て、テーマパークのバンドでリードトランペットとして20数年。現在に至る。
向出聡 氏
1955年 北海道芦別市出身。学生ビックバンドに参加し在学中にプロ入り。ブルーコーツ、ニューハード、ゲイスターズ等のビックバンドを経て、テーマパークのバンドでリードトランペットとして20数年。現在に至る。
今日、トランペットのブランドは数多くあります。どのメーカーも研究を重ね素晴らしい楽器を作っており、私たちプレーヤーは自分の好みにあった楽器を手にすることができます。しかし、これからトランペットをはじめるという人にとって楽器選びは難しいものです。トランペットを吹いてみたい!でも楽器は無いし、高価なものだから・・・とあきらめていませんか?
このZORRO(ゾロ)はコストパフォーマンスに優れているだけではなく、吹き易く、鳴りの良い楽器に仕上げられています。そのため、これからトランペットをはじめたいと思っている人達にはとてもおすすめの楽器です。また、息の流れがスムーズで、音程も良く、ストレスなく鳴らすことができるので、経験豊富な奏者にとっても満足できるトランペットだと思います。
このトランペットの興味深いところはラウンド・クルークとスクエアー・クルークの2つのチューニング管が付属していることです。これにより、2種類の吹奏感が得られます。また、モデルチェンジをしたことでシルバー(銀メッキ)だけでなく、ラッカーも用意されており、より選択肢が広がりました。
シルバーにラウンド・クルークを装着すると明るい音質に力強さが加わります。高音域は少しきつくなりますが、程よい抵抗感があり鳴らしやすく、音の立ち上がりもタンギングの反応も良いと思います。
スクエアー・クルークを装着し、軽く吹いた時の音質は、落ち着いたややダークな音色に感じられます。
ラッカーの音質は明るく、低音から高音まで鳴りやすいと思います。時にスクエアー・クルークを装着すると低音は良く鳴り、音質はより太く、しっかりと鳴ります。
このようにラウンド・クルークは音のつながり、特にスラーのつながりが良く、抵抗感は少なくなります。これに対し、スクエア・クルークは抵抗は増しますが、力強く吹き込んだときの鳴りはとても良いと思います。自分の好みにより吹奏感を変えて演奏することができるのは大きな魅力です。
あなたも憧れのトランペットをはじめるチャンスです。ゾロでトランペットをはじめてみませんか!
SAX&BRASS 2007年Vol.3より
小林好夫 氏
東京芸術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程修了。これまでにトランペットを目良義延、故中山富士雄、杉木峯夫、室内楽を稲川榮一の各氏に師事。芸大在学中、フランス国立ジャン・フィリップ・ラモー音楽院に留学しディエリー・カンス氏に師事。
ブルボンランシーソロコンクール2位。帰国後、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。第13回日本管打楽器コンクール3位入賞。
2000年、2001年、東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師を勤める。現在、長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師、ロニー金管五重奏団メンバー。
小林好夫 氏
東京芸術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程修了。これまでにトランペットを目良義延、故中山富士雄、杉木峯夫、室内楽を稲川榮一の各氏に師事。芸大在学中、フランス国立ジャン・フィリップ・ラモー音楽院に留学しディエリー・カンス氏に師事。
ブルボンランシーソロコンクール2位。帰国後、東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。第13回日本管打楽器コンクール3位入賞。
2000年、2001年、東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師を勤める。現在、長野県小諸高等学校音楽科非常勤講師、ロニー金管五重奏団メンバー。