こんにちは、湯村です。
今日からジョイブラスでは冬のトロンボーンセールが開催! 目玉アイテムはシャイアーズトロンボーン、という事で普段に増してガッツリとシャイアーズトロンボーンが並んでます。 シャイアーズトロンボーンは世界的な人気ブランドで、アメリカのシェアはもちろんの事、 ドイツのオーケストラでも最も使われているブランドの1つだそうです。 言うまでもなく、日本国内の人気も極めて高く、プロ・アマ問わず多くの皆様にご愛用頂いてます。 今年は出張で色々な場所でShiresの展示を行いました! と今年を少し振り返ってみますと、佐賀県でのアンサンブルマイナーズの皆様とアンダーレさんと一緒に行った試奏会や、 福岡アクロス天神でのクレモナ楽器さんの展示会、 広島の島村楽器さんの内藤さんと一緒に行った展示会や、島根のふくたまフェス。 長野の山にムジークプラッツさんと共にShiresを納品に行ったり、毎年恒例!東北は岩手音楽の森ヴァースさんにて展示会! 山梨の内藤楽器さんで展示をしてから、中込さんの工房に訪問したり、 浜松のバルドンさんや、Glanzさんの工房に何度も訪問したり。 まぁ、とにかく毎週末楽器をもって色々な場所へ出没していた湯村なのですが、 今年一番多く行った県はどこだろう?と調べましたところ、 今年の訪問回数No.1の県は!!! 愛知県でございました。 名フィル首席の田中先生と一緒にShiresの試奏展示会を行ったり、愛知県芸にてShiresの試奏会を行ったり、 名電でShiresの試奏選定会に立ち会ったり、田中先生とピカイチで飲んだり、宗次ホールに玉木さんの演奏を聴きにいったり、 、中善楽器さんにフェアで訪問したり、植村楽器さんには何度も行きました。 その他には伊勢湾岸自動車道でパンダに止められたり、 なんとも思い出深い、愛知県です。 あと湯村は中日ドラゴンズが大好きという事も書いておきます。 年内も週末は残すところあと少し。 また来週末は愛知県に参ります~!! 年末まで全力でがんばります~!! 湯村 こんにちは、湯村です。
ブログも連続3日目、ということで平日で出勤している時は必ず何か書こうと思って、はや3日目。 そういえば、シアズ時代のスタッフの鉄の掟が有りました。 それはブログを必ず毎日更新する事!でした。 今と違って、SNSがなかったですから(mixiくらいかなぁ)、情報発信手段としてとても大事な位置づけだったと思います もちろん今もとても大事なのですけれど・・ そういえば、mixiと言いますと、当時の私もせっせとやってましたよ。 吹奏楽版「宝島」コミュの管理人やってました。 そして、我が兄貴、ことウィリーズ中込親分もmixiのS.E.Shires応援コミュニティ! 【club Shires】 の管理人さんされていらっしゃいます。 中込さん、古くからShiresトロンボーンをご愛用頂いてます。 そして製作者のスティーブとも、とても懇意な間柄です。 スティーブと中込さんが酒を飲み交わしながら、カスタムメイドのトロンボーンをオーダーしたエピソードもあったりと、 Shiresと中込さんはとても密接な間柄なのです。 25日、26日の相談会では、Shiresトロンボーンにも相性バツグンなマウスピースがズラっと並ぶ事でしょう! いやぁ、でもmixiとかやはり懐かしいですよね~。 当時はあれが最先端とか思っていたのですが、直ぐに色々なSNSが登場しましたねぇ。 時代は進み、情報にアクセスしやすくなったり、人と連絡が取りやすくなった世の中ですけど、 やはり湯村はツールが進化すればするほど仕事のスタイルはアナログになっていくというか、 色々な方々とオフラインで交流するべく、足を使ってどこまでも行きたくなってしまいます。 僕ら楽器屋さんは、物であったりサービスを、提供するのが仕事なのかと思いますが、 提供すべきは、物語、なのかと思います。 人様の楽器にまつわる物語を豊かな物にする為に存在する楽器屋さんでありたい。 そんな風に思う今日このごろでした。 湯村 こんにちは、湯村です。
今日はウィリーズマウスピースブログ第二弾という事で、今回ピックアップするのはこちらのモデル。 その名も【mas alto】です。 こちらの写真のブランクは昨日のブログで紹介したemperadorのブランクでして、mas altoはブランクはemperador、 Be Bopの2種のバリエーションがあります。 このモデルはウィリーズマウスピースが創業して間もない時期に、Tp奏者が持ち替えして併用できるようなTBマウスピース、という製作コンセプトを元に、弊社のトランペット担当の吉野が依頼したモデルです。 口径は昨日ご案内したemperadorと同様、7Cに相当するものの、極めて浅いカップを持ち、艷やかな高音域が特徴的なマウスピースです。 そういえば、湯村。 楽器は元々はトランペットをやっていたんですけど、このmas altoを使って、ポップスのバンドのホンセクでトロンボーンを吹いた事があります。 そして私の横には開発をされた吉野さんが一緒に吹いてましたね~。 あぁ、あれは10年くらい前でしょうか。 南青山のとある箱で吹いた記憶が脳裏に蘇ります。 音立ちもすごく良くて、明るいサウンドがとても心地良かったです。 ちなみに私、中学3年生の時だけ吹奏楽部でバストロンボーン吹いてました。 95年の事です。 スプリングマーチとか、ラメセス2世の年ですね。 必死に練習した中学時代が昨日の事のように思い出されます。 そして95年と言えば、シアズ創業の年ですよね。 学校が方南町界隈にあったもんで、中野新橋は徒歩圏内で行けましたから、創業間もないシアズに吉野さんについていった記憶が蘇りますね。 シアズからの民音からのDACさん(大久保通りの2Fの時)てなパターンを過ごした青春時代です。 ちなみに吉野さんは、当時からスーパー中学生でした。 当時は今と違ってインターネットがなかったのに、トランペットにまつわるとんでもない量の情報をもってました。 てなわけで、mas altoの事を考えていたら、色々な記憶が蘇ってきました。 吉野さんが開発に携わり、湯村にとっても思い出深いmas alto 本当にとても良いマウスピースです! 是非皆様お試しを!! 湯村 湯村、久しぶりの投稿である。 最近は出張も多かった事もあり、なかなかじっくりブログを書ける時間もなかったのだけど、 年内の出張行脚もおおよそ11月頃には一段落して、12月~1月の期間は比較的蒲田に腰を据えて仕事ができそうです。 そして迎える12月25日~26日はジョイブラスで久しぶりのウィリーズマウスピース相談会! インストア系のイベント自体もかなり久しぶりなのです。 なんせ、昨今のご時世柄もあって中々お客様をあつめて何かやる難しさもあったり、予定が難しかったりで、 気がついたら師走になってた次第なのだけど、こうやってまた開催出来る事が何よりうれしい。 という事で、ウィリーズマウスピースをじっくりブログで語る1ヶ月にしてみようと思う。 今や日本全国のみならず、世界中のトロンボーン奏者はもちろん、最近はトランペットやホルン、チューバやユーフォ、 金管奏者の中で最も知名度があり、愛されているブランドとなったウィリーズマウスピース。 そんなウィリーズマウスピースがジョイブラス(当時はシアズ)に誕生したのは2009年の事で、 記念すべき第一回マウスピース相談会は同年7月3日に行われました。 さて、その時のお写真がこちら。 12年前なので、ちょうど一回り。 中込さんのブランク形状は今と一回り以上違うような気もする。 という冗談はさておき、やはりお若い。 そして、この年の秋に私、湯村は眞田貿易に入社したのである。 その当時を思い出しながら、そのときのシアズ、そして今のジョイブラスにも変わらない事と言えば、 ショーケース内には多くのウィリーズマウスピースが陳列されており、それらが店舗を代表する商品だという事である。 という事で、今日からしばし出勤時にはウィリーズマウスピースについて、 色々と語っていこうと思う。 まず第一回の今回は、初期の代表的Signature model にて究極のロングセラーアイテム。 オバタラ、Los Maestros、熱帯Jazz楽団、角田健一ビッグバンドと縦横無尽に活躍するトロンボニスト、ラテンの帝王こと、 中路英明さんのモデル、その名も【emperador】 こちらのモデルは、中路さんと中込さんが多くの対話を重ね、そして数多の試作品のテストを経て創り上げられた【究極の7C】とも言えるマウスピースで、
カップ側からφ6.3~φ5.8となだらかに変化するダブルボアを採用。 カップから第1ボアへはRで繋がっているのが特徴で、バックボアにも工夫を凝らされ、willie's初のバレルシェイプ(樽型)バックボアはスロート部に「段」を施しています。 これらによって全音域に渡って立ち上がりの良さを響きを損なわないまま実現し、ハイトーンのコントロール性も高いのが特徴です。 そしてemperadorを語る上で外せない、もう1機種が【princesa】 『emperador』から生まれた、とても元気な女の子という意味のネーミングだそうです。 こちらは『emperador』のダブルボアをφ6.3のシングルボアとし、ショルダはシングルRで繋ぎ、バックボアをストレートバックボアとしたものです。 リムとカップは共通スタンダードラインの手法を各所に用いることにより、『emperador』よりオープンな吹奏感を持ち、さらに扱いやすい特性に仕上がっており、 『princesa』は中路氏シグネチャーモデル(実際に中路氏が使用するモデル)ではありませんが、 氏も大変気に入っており、シグネチャーラインとは別になんとかリリースできないかと評価していただいたモデルとの事! 外観(ウェイト)デザインは両モデル共通のオリジナルデザインです。 willie'sのアイデンティティでもある3R(シャンクとカップの間の襟巻き部分)はそのままに、中路氏のコダワリが随所にちりばめられています。 全長はスタンダードラインに比べ5mm短縮しながら、BE-BOPと同一の重量(162g)を確保。 全体に均一な重量配分も、全音域で圧倒的な鳴りに一役買っています。 優美なフォルムは手にした誰しもを魅了することでしょう。 ウィリーズマウスピースがジョイブラス(シアズ)に登場して12年が経ちました。 その長い年月の中で製作者の中込さんは様々なプレイヤーや、多くの楽器メーカー、ユーザーの皆様方と出会い、 新たなテクノロジーの開発や、その卓越した技術を駆使して多くのマウスピースを創り上げてきました。 その魅力の一端を湯村のブログで紹介出来たらと思います。 そして、興味をもって頂いた皆様、是非25日、26日はご予約の上、ご来店をお待ちしてます。 湯村 ちょっと夜な夜なベルの考察をダーッと書いてみます。
こんばんは、湯村です。 トロンボーンのベルをざっと2種類に分けると、1ピース、2ピースと分類できると思うのですが、 メーカー毎にどちらが良いと考えるか様々でして、湯村個人としてはどちらも魅力的だなと思うわけであります。 そんな魅力あふれるベルについての湯村の雑感を今日のリレーブログへと・・ 1ピースベルの代表的なメーカーといえば、BachやCourtoisがあげられると思います。 この2社は、ベル成型の工法はプレスがハイドロか否かという点以外は極めて近いのですが、仕上がったベルの硬度や特徴はずいぶん違う印象があります。 まず、Courtois アンボワーズからマルクノイキルヒェンへと工房が移り変わり、その後どんな変化を遂げていくのかなと思っていました。 楽器全体の仕様としてごくわずかなパーツの変更があり、ラッカーの質感が変わりましたが、楽器全体としては湯村個人的には良い楽器を引き続き製作しているメーカー!といった印象は変わらずです。 ラッカーはアンボワーズ産の楽器のふわっとした質感ではなく、もう少しクリアな見た目になりましたね。 湯村、目視ですぐに見分けがつきます、、 Courtois社の主たるラインナップは200→300→400→420等々、時代とともに様々なラインナップが出てきてますが、 ベルはおそらくモデルによって、熱処理の方法がずいぶん違うのではないか?と考えたりします。 420のベルはとても硬度がありまして、これのリペア!となるとビビります。 300とか400のベルは420とかに比べると柔らかいのです。 楽器のメーカー毎の特徴は、ベルの材質やリードパイプの形状、さまざまな要素があるのかと思いますが、 とりわけその中でもベルはメーカー毎の違いはもちろん、同じモデルでも製作年代より様々な表情がありまして見ているだけでも飯3杯いけますよ。 その他のメーカーについても言及しようと思いましたが、字数があまりに多くなりすぎそうなので、 今日はここで割愛!! 次はShiresとEdwardsのトピックに触れてみようと思います。 あと、全然別件ですが、今年の5/3で40歳になります。 節目感のある歳になりますので、 今まで触れてきたトロンボーンについてじっくり語る会!みたいなものやってみようと思います。 楽器別の特性や調整法、洗浄のコツや、その他いろいろ。 GWあたりかな。。 そしてCourtoisの話題に触れておきながら、Shiresの楽器の写真を載せててすみません・・ こんにちわ、湯村です。 今までのライブドアブログと異なり、投稿に際しては随分と勝手が違うもので以前に比べると若干の緊張感を感じながら筆を進めています。。 そして、普段から筆まめではない自分ですが、多くの皆さまに読んで楽しんで頂けたらと精一杯書いてみようと思いますので、 是非宜しくお願い致します。 さて、眞田貿易25周年記念ブログリレーが始まりました。 昨日、社内で倉富君と北澤君と、今週末どんな事やろうか~?だなんて打ち合わせを進めていく過程で飛び出てきたこのブログリレー案! 早速、昨日からスタートしておりまして、社長がブログを書いて下さいました。 という事で、これからスタッフ全員によるブログのリレーが始まりますが、是非お楽しみ頂けたらと思います! 湯村は今までに触れ合った演奏家の方にまつわるトピックや、実際にリペアで触れてみた楽器の特徴や、 蒲田界隈のグルメ情報まで様々網羅していけたらと思います。 さて、タイトルはマーティンスキッパース氏との交流です。 彼との交流が始まったのはマーティンがShires社の公式アーティストになった後、それは昨年の8月の事でした。 マーティンのワークショップや、キャンプ、マスタークラスやプライベートレッスンが、 北海道から山形、そして山形から東京へと南下しながら、多くのトロンボーン奏者との交流が行われました。 湯村はそのツアーの中、マーティンと山形で初めて会う事なりましたが、その際早速一緒にお仕事をする事になります。 その内容はトロンボーンキャンプ受講生全員(50人以上はいた気がします)にS.E.Shiresトロンボーンのプレゼンテーションを一緒にするというものでした。 中々の緊張感でしたし、そもそもまだ話した事ないし、これは事前に打ち合わせをしておかねば!と思い、 キャンプの前日に山形入りしまして、プライベートレッスン会場である管楽器工房BRASSさんにてレッスン明けのマーティンをつかまえ、色々と話をしました。 マーティンの最初の印象、、 気さくで、めちゃくちゃデカい(背) そしてめちゃくちゃ良い人。 そしてデカい。 一気に打ち解けまして、お陰様で翌日の仕事もうまく行きました。 めでたしめでたし。 という事で打ち解けましたマーティンに、 1、Devil's Walzのオフィシャル動画で使っている楽器ってShiresですか?? 2、Shiresを使うようになったきっかけって何ですか?? 3、今の楽器のセッティングはどんなですか?? という疑問をぶつけてみました。 1、マーティン曰く、ベルのみBachでそれ以外全てShires、だそうです。俗にシャイバックとか言われるやつですね。 あのPVを見ながら、この楽器セクションはShiresだけどベルだけバックのようだなと思ってましたが、ほんとそのままでした。 2、マーティン曰く、お兄様のニコと共に、自らの理想とする楽器を手にする為、様々なアメリカの工房を巡ったそうです。 その中でShiresがとにかく良かったのでShiresを使う事に決めたそうですが、とりわけShires社で印象に残っている事は、 楽器を製作する人全てが金管楽器の演奏をする事、またそこで働く人たちのチームワークと暖かい雰囲気だそうでした。 もちろん楽器もとても気に入っている!との事でした。 3、ワイドテーパーベルのソルダードリムの1ピースベルにB62,W-AXという組み合わせ。 (今は少し変わっているかも知れません) そしてマウスピースはBobReeves社のMrBassというモデルをベースに、そのリム径を改造したものを使用されておりました。 現在もマーティンは、BobReeves社にてマウスピースの製作を進めているので、その内新しいニュースが届くかも知れませんね! ちなみにBobReeves社のMrBassというモデルは、稀少性が極めて高いバートへリック社のジョージロバーツモデルのまさに ジョージロバーツご本人が愛用していたマウスピースそのものをモチーフにBobReeves社とBrassArk社が共同開発して創り上げたマウスピースです。 という事で、 他にも色々な質問をしましたが、本日はその中から印象に残っていた3つのトピックをご紹介しました! さてマーティンとはその後、同年の秋に再会します。 コンセルトヘボウの日本ツアーの際、金管セクションのみでのコンサートも開催されました。 湯村はそのコンサートの裏方として、彼らのアテンドのお手伝いをしまして、セクション皆さま方と昼間から夜中までご一緒しました。 楽器の積み込みから移動の最中も笑顔が絶える事なく、とにかく仲が良い彼ら。 コンサートの素晴らしさは言うまでもなく、そして打ち上げも最後の最後までメンバー全員が絶えず笑顔で、楽しく温かい時間が流れたいったのが印象的でした。 マーティンがボストンのShire社で感じた暖かさと、その時自分が感じた暖かさは同じ物かも知れないと感じました。 おしまいおしまい。 |
JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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