こんにちは!北澤です。最近は朝早くお店に来て試奏室で練習をしています!やはりちゃんと毎日ウォーミングアップからしっかり始めて練習をきっちりやると調子がいいですね…!(当たり前) そのうちお薦めのウォーミングアップ方や教本など、機会があったらこちらも紹介していこうかなー、と思います。需要があればですが…。 さてさて細簿と続いている「独断と偏見による細管テナー紹介シリーズ」ですが今回のVol.3ではK&Hをご紹介していきたいと思います。 創業1948年、ドイツのメーカーであるK&H。アルトから細管テナー、太管テナーバスやバスまで…。またジャーマンスタイルからアメリカンスタイルまで幅広くトロンボーンを製作しています。スローカーモデルやM'sモデル、またTシリーズなどのラインナップは皆さま一度は聞いたことはあると思います。 細管テナーに限ると、やはりBart van Lierモデルシリーズでしょうか。近頃の学バンの若い子たちを見るとKing、Bachなどの定番メーカーに次いでYAMAHAと共に使ってる方が多い印象です(※あくまで個人的な印象です!) 現在店頭にはBart van Lierモデルが二本並んでおります。右は新品のBvL 500 Vです。BvLシリーズには.480/88という細めのボアサイズと、.500ボアの太めのボアサイズの二種類が存在しているのですが、こちらは型番から分かる通り.500ボアの太めのモデルとなっています。 そしてなんといっても特徴的なバランサー。ヴァリアブルバランサーシステムと呼ばれる縦長の二本のバランサーをお好みに応じて脱着、あるいは向きを変えることによって自分好みの吹奏感のセッティングにすることが可能です。 K&Hなんといっても変な癖がなく、素直な鳴りや音色、そしてなんといっても吹きやすさ!ビッグバンドジャズと一口に言っても様々なジャンルが存在しますが、どれにも対応出来るオールラウンドな楽器だと思います。 僕も学バンに入ってから一番最初に買ったのはこちらのシリーズの.480/88のモデルでした!マウスパイプ交換式だったので後からスターリングシルバーのマウスパイプを注文して交換。気に入って使ってました!その後サークルの先輩が吹いていたKingの銀ベルに憧れ100周年の中古の銀ベルを買ったことで使用する機会が減ってしまい。その後眠らせておくには勿体ないということでサークルの後輩に譲ってしまったのですが…また、その辺りから楽器やマッピを色々買ったり売ったりをし始めて沼に…という話は長くなるのでここでは割愛。すぐ聞きたい!という方がもしいるのであれば、店頭に来てもらえればいつでもお話します!!(笑) さて話は逸れてしまいましたが、こちらのBvLシリーズは前回、そして前々回お話したKingとBachと同じ価格帯のラインナップとなっていまして、小回りの利くオールラウンダーな楽器としても、細管初心者の方が最初に選ぶ一本としてもお薦めできるモデルとなっています。 そして左にあるのは中古ではありますがBvL 500の、バランサーがネジ止め式の2ピースの旧来の形式のタイプになっているモデルです。 この個体、珍しいことにベル全面に豪華絢爛な龍の彫刻が施されています! 加えて、ベル部分のラッカーが剥離されておりなかなか見た目が渋い楽器となっております。ヴァリアブルシステムのバランサーに比べると2ピースモデルのバランサーの個体の方が重めの吹奏感の傾向があるのですが、こちらの個体はベル部のラッカーが剥離されているからか鳴り、レスポンスもよく、音色も柔らかめからエッジきつめ、またサブトーン気味まで幅広く柔軟に対応できる良いバランスの楽器となっています。こちらの個体に関してはオンラインショップにも掲載されているので気になった方はそちらもチェックしてみてください!
次はXO、ジョンフェチョックモデルについて語ろうかと思います…! TB担当 北澤 コメントの受け付けは終了しました。
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JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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