willie's マウスピース相談会がいよいよ今週末、12/25(土)、26(日)の2日間で開催されます! 先月末に告知しておりましたが、お日にちがせまってまいりましたので改めてご案内いたします~! トロンボーンのモデルを多く製作されているウィリーズさんですが、
今回はトランペット、フリューゲルホルンのマウスピースも多く展示されます! これまでの相談会はトロンボーンのお客様がほとんどでしたが、トランペットの方もこの機会にぜひご参加くださいませ~! 今回の相談会は豪華で特別なご購入特典をご用意しております! ①この相談会だけの特別価格でご案内! ②ウィリーズMPをおもとめの方にサニーミスト(2oz)or MPポーチを進呈! ③Shires、RathのTB本体をおもとめの方には、お好きなウィリーズMPプレゼント! ぜひこの機会にWillie'sはもちろん、ShiresやRathもお試しください!! <相談会時間枠> ※12/22日時点での予約状況です。 日曜日はまだ空きがございますが、ご予約はお早めにお願いいたします! 12/25(土) ⑤15:40~16:10 12/26(日) ①13:00~13:30 ②13:40~14:10 ③14:20~14:50 ④15:00~15:30 ⑤15:40~16:10 ご予約は下記のフォームより受け付けております! ご来店予約フォーム ち遂にMarshall Gilkes Modelが日本でも正式発売になりましたね!みんな気になっているMarhall Gilkes Model、一体どんな楽器なのか…! というわけで今回はS.E.Shires公式アーティストである高井天音氏をスペシャルゲストにお迎えいたしまして、 色々と吹き比べしていただきました!!今回ご用意したのは天音氏が普段ご愛用していただいている7YLW/T00LW(いわゆるジムピュー仕様)、Marshall Gilkes Model、Edwards 9189CF/T302-1/T3SS(Marshall Gilkes氏がEdwardsを使用していたときに愛用されていたセッティング)の3本です!新旧のマーシャルジルケスモデルが吹き比べできるお店、もしかしたら日本でジョイブラスだけかもしれません… まずは普段愛用されており、S.E.Shires細管トロンボーンの中でも人気の高いモデルとなっている7YLW/T00LWから改めて吹いてもらいました!ちなみに試奏に使ったマウスピースですが、こちらも普段からご愛用されているBob Reeves Crake(Mercuryブランク)です! ~スペック~ ・7YLW(胴部分に比べて縁部分が薄い素材となっており、ベル縁に半田が回っている2枚取りのライトウェイト仕様) ・T00LW(.500ボアのアウターがイエローブラスのライトウェイトスライド) ・リードパイプは通常のイエローブラス製2番パイプ ―――改めてこちらのモデルを吹いてみていかがでしょうか。 そうですね。まずなんといっても柔らかく、まろやかに感じる暖かめな音色が非常に印象的ですね。尤もこれを気に入って購入して今使っているわけですが…笑 あとは他の楽器と比べて吹いてみた時、例えばレコーディングなどで他のホーンセクションと一緒に吹いたときにしっかりと存在感が示せる楽器だと思います。 またアービー・グリーンやトミー・ドーシーのソロを吹く時、いわゆる古き良き音色を出す必要がある時も応じてくれる楽器です。操作性も高く、音色とのバランスが非常に取れているモデルだと感じますね。 ただ他の二本と比べて吹いてみると少し重さを感じる気がします。ここが柔らかく暖かい音色を持つポイントなのかもしれませんね。 ~スペック~ ・9189CFベル(最薄の23ゲージを更にダブルバフ加工して薄くし、熱処理を加えたタイプ。縁に半田が回っている2枚取り) ・T-302-1(.500ボアのアウター、クルークがイエローブラス製のライトウェイトスライド) ・T3(.500)SSパイプ ―――EdwardsのMarshall Gilkesモデル、セッティング的には3番のSSパイプといった部分以外は先程の7YLWに似ているかな、といった印象なのですが、実際に吹いてみてどうでしょうか 吹き心地が軽く、吹き手側にモニターされるサウンドもよくとても楽に吹ける印象です。音色ですが銀パイプということもあって、クラシカルな成分がとても多いかなと感じます。それと、WKがとても押しやすいです笑 通常のジャズシーンはもちろん、小編成の室内楽的なジャズに向いているような気がします。綺麗なサウンドを持つ楽器で、Maria Schneider Orchestraなどの現代的なコンテンポラリービッグバンドでソロを吹いたり、それこそLost WordsやSound Stories(Gilkes氏のアルバム)のような曲を演奏するにはうってつけですね。 ~スペック~ ・MGベル※1YLWDF(2枚取り、胴と縁が同じ厚さの素材で縁に半田が回っているタイプのライトウェイトベル、ベルカット仕様) ・T00(.500ボア、スリーヴの付いたスタンダードウェイトのスライドに、MGモデル専用の支柱。アウターはイエローブラス製) ・3番イエローブラスマウスパイプ(MGモデルは3番のみ付属) ―――先程はEdwardsのMarshall仕様を吹いていただきましたが、S.E.ShiresのMarshall Gilkes Modelはどうでしたか。 ベルカットのせいか、ベルが鳴るというよりかはベルに抵抗を感じる独特な吹奏感がありますね。 Edwardsもそうでしたが、クラシカルにサウンドを寄せてきている印象があります。 楽器の抵抗が程よいおかげで、ペダルトーンはめちゃくちゃ出しやすいです!低音域から高音域までストレスなく吹けますね。 また細かいパッセージも程よい抵抗のおかげでハッキリと吹けます。 ―――Edwardsの重めの銀パイプに軽めのスライドやベルといったセッティングとは異なり、S.E.ShiresのMarshall Gilkesモデルは息抜けの良い3番のイエローブラス製マウスパイプにスライドやベルカットのベルなど、リードパイプの材質が変わったせいか全体的に重めのセッティングになっている事が、程よい抵抗感を生み出していそうですね。 はい。ただ、S.E.ShiresのMarshall Gilkes Modelは音色がちょっと無機質でマットな感じを受けました。良い意味でも悪い意味でも現代ちっくなサウンドかな、と。 ―――良く言えばどのジャンルにも対応出来るようなサウンド、悪く言えば強い主張を持ったサウンドではない、という事ですね。これは表裏一体の関係ではありますが…EdwardsとShiresの両モデルではコンセプトが全く異なった楽器にも思えます。これはどれが良い悪い、という問題ではなく奏者が今何を求めているか、な気がしますね。 というわけでMarshall Gilkes Model吹いてみた!でした~。 こんにちは、湯村です。
今日からジョイブラスでは冬のトロンボーンセールが開催! 目玉アイテムはシャイアーズトロンボーン、という事で普段に増してガッツリとシャイアーズトロンボーンが並んでます。 シャイアーズトロンボーンは世界的な人気ブランドで、アメリカのシェアはもちろんの事、 ドイツのオーケストラでも最も使われているブランドの1つだそうです。 言うまでもなく、日本国内の人気も極めて高く、プロ・アマ問わず多くの皆様にご愛用頂いてます。 今年は出張で色々な場所でShiresの展示を行いました! と今年を少し振り返ってみますと、佐賀県でのアンサンブルマイナーズの皆様とアンダーレさんと一緒に行った試奏会や、 福岡アクロス天神でのクレモナ楽器さんの展示会、 広島の島村楽器さんの内藤さんと一緒に行った展示会や、島根のふくたまフェス。 長野の山にムジークプラッツさんと共にShiresを納品に行ったり、毎年恒例!東北は岩手音楽の森ヴァースさんにて展示会! 山梨の内藤楽器さんで展示をしてから、中込さんの工房に訪問したり、 浜松のバルドンさんや、Glanzさんの工房に何度も訪問したり。 まぁ、とにかく毎週末楽器をもって色々な場所へ出没していた湯村なのですが、 今年一番多く行った県はどこだろう?と調べましたところ、 今年の訪問回数No.1の県は!!! 愛知県でございました。 名フィル首席の田中先生と一緒にShiresの試奏展示会を行ったり、愛知県芸にてShiresの試奏会を行ったり、 名電でShiresの試奏選定会に立ち会ったり、田中先生とピカイチで飲んだり、宗次ホールに玉木さんの演奏を聴きにいったり、 、中善楽器さんにフェアで訪問したり、植村楽器さんには何度も行きました。 その他には伊勢湾岸自動車道でパンダに止められたり、 なんとも思い出深い、愛知県です。 あと湯村は中日ドラゴンズが大好きという事も書いておきます。 年内も週末は残すところあと少し。 また来週末は愛知県に参ります~!! 年末まで全力でがんばります~!! 湯村 こんにちは、湯村です。
ブログも連続3日目、ということで平日で出勤している時は必ず何か書こうと思って、はや3日目。 そういえば、シアズ時代のスタッフの鉄の掟が有りました。 それはブログを必ず毎日更新する事!でした。 今と違って、SNSがなかったですから(mixiくらいかなぁ)、情報発信手段としてとても大事な位置づけだったと思います もちろん今もとても大事なのですけれど・・ そういえば、mixiと言いますと、当時の私もせっせとやってましたよ。 吹奏楽版「宝島」コミュの管理人やってました。 そして、我が兄貴、ことウィリーズ中込親分もmixiのS.E.Shires応援コミュニティ! 【club Shires】 の管理人さんされていらっしゃいます。 中込さん、古くからShiresトロンボーンをご愛用頂いてます。 そして製作者のスティーブとも、とても懇意な間柄です。 スティーブと中込さんが酒を飲み交わしながら、カスタムメイドのトロンボーンをオーダーしたエピソードもあったりと、 Shiresと中込さんはとても密接な間柄なのです。 25日、26日の相談会では、Shiresトロンボーンにも相性バツグンなマウスピースがズラっと並ぶ事でしょう! いやぁ、でもmixiとかやはり懐かしいですよね~。 当時はあれが最先端とか思っていたのですが、直ぐに色々なSNSが登場しましたねぇ。 時代は進み、情報にアクセスしやすくなったり、人と連絡が取りやすくなった世の中ですけど、 やはり湯村はツールが進化すればするほど仕事のスタイルはアナログになっていくというか、 色々な方々とオフラインで交流するべく、足を使ってどこまでも行きたくなってしまいます。 僕ら楽器屋さんは、物であったりサービスを、提供するのが仕事なのかと思いますが、 提供すべきは、物語、なのかと思います。 人様の楽器にまつわる物語を豊かな物にする為に存在する楽器屋さんでありたい。 そんな風に思う今日このごろでした。 湯村 こんにちは、湯村です。
今日はウィリーズマウスピースブログ第二弾という事で、今回ピックアップするのはこちらのモデル。 その名も【mas alto】です。 こちらの写真のブランクは昨日のブログで紹介したemperadorのブランクでして、mas altoはブランクはemperador、 Be Bopの2種のバリエーションがあります。 このモデルはウィリーズマウスピースが創業して間もない時期に、Tp奏者が持ち替えして併用できるようなTBマウスピース、という製作コンセプトを元に、弊社のトランペット担当の吉野が依頼したモデルです。 口径は昨日ご案内したemperadorと同様、7Cに相当するものの、極めて浅いカップを持ち、艷やかな高音域が特徴的なマウスピースです。 そういえば、湯村。 楽器は元々はトランペットをやっていたんですけど、このmas altoを使って、ポップスのバンドのホンセクでトロンボーンを吹いた事があります。 そして私の横には開発をされた吉野さんが一緒に吹いてましたね~。 あぁ、あれは10年くらい前でしょうか。 南青山のとある箱で吹いた記憶が脳裏に蘇ります。 音立ちもすごく良くて、明るいサウンドがとても心地良かったです。 ちなみに私、中学3年生の時だけ吹奏楽部でバストロンボーン吹いてました。 95年の事です。 スプリングマーチとか、ラメセス2世の年ですね。 必死に練習した中学時代が昨日の事のように思い出されます。 そして95年と言えば、シアズ創業の年ですよね。 学校が方南町界隈にあったもんで、中野新橋は徒歩圏内で行けましたから、創業間もないシアズに吉野さんについていった記憶が蘇りますね。 シアズからの民音からのDACさん(大久保通りの2Fの時)てなパターンを過ごした青春時代です。 ちなみに吉野さんは、当時からスーパー中学生でした。 当時は今と違ってインターネットがなかったのに、トランペットにまつわるとんでもない量の情報をもってました。 てなわけで、mas altoの事を考えていたら、色々な記憶が蘇ってきました。 吉野さんが開発に携わり、湯村にとっても思い出深いmas alto 本当にとても良いマウスピースです! 是非皆様お試しを!! 湯村 湯村、久しぶりの投稿である。 最近は出張も多かった事もあり、なかなかじっくりブログを書ける時間もなかったのだけど、 年内の出張行脚もおおよそ11月頃には一段落して、12月~1月の期間は比較的蒲田に腰を据えて仕事ができそうです。 そして迎える12月25日~26日はジョイブラスで久しぶりのウィリーズマウスピース相談会! インストア系のイベント自体もかなり久しぶりなのです。 なんせ、昨今のご時世柄もあって中々お客様をあつめて何かやる難しさもあったり、予定が難しかったりで、 気がついたら師走になってた次第なのだけど、こうやってまた開催出来る事が何よりうれしい。 という事で、ウィリーズマウスピースをじっくりブログで語る1ヶ月にしてみようと思う。 今や日本全国のみならず、世界中のトロンボーン奏者はもちろん、最近はトランペットやホルン、チューバやユーフォ、 金管奏者の中で最も知名度があり、愛されているブランドとなったウィリーズマウスピース。 そんなウィリーズマウスピースがジョイブラス(当時はシアズ)に誕生したのは2009年の事で、 記念すべき第一回マウスピース相談会は同年7月3日に行われました。 さて、その時のお写真がこちら。 12年前なので、ちょうど一回り。 中込さんのブランク形状は今と一回り以上違うような気もする。 という冗談はさておき、やはりお若い。 そして、この年の秋に私、湯村は眞田貿易に入社したのである。 その当時を思い出しながら、そのときのシアズ、そして今のジョイブラスにも変わらない事と言えば、 ショーケース内には多くのウィリーズマウスピースが陳列されており、それらが店舗を代表する商品だという事である。 という事で、今日からしばし出勤時にはウィリーズマウスピースについて、 色々と語っていこうと思う。 まず第一回の今回は、初期の代表的Signature model にて究極のロングセラーアイテム。 オバタラ、Los Maestros、熱帯Jazz楽団、角田健一ビッグバンドと縦横無尽に活躍するトロンボニスト、ラテンの帝王こと、 中路英明さんのモデル、その名も【emperador】 こちらのモデルは、中路さんと中込さんが多くの対話を重ね、そして数多の試作品のテストを経て創り上げられた【究極の7C】とも言えるマウスピースで、
カップ側からφ6.3~φ5.8となだらかに変化するダブルボアを採用。 カップから第1ボアへはRで繋がっているのが特徴で、バックボアにも工夫を凝らされ、willie's初のバレルシェイプ(樽型)バックボアはスロート部に「段」を施しています。 これらによって全音域に渡って立ち上がりの良さを響きを損なわないまま実現し、ハイトーンのコントロール性も高いのが特徴です。 そしてemperadorを語る上で外せない、もう1機種が【princesa】 『emperador』から生まれた、とても元気な女の子という意味のネーミングだそうです。 こちらは『emperador』のダブルボアをφ6.3のシングルボアとし、ショルダはシングルRで繋ぎ、バックボアをストレートバックボアとしたものです。 リムとカップは共通スタンダードラインの手法を各所に用いることにより、『emperador』よりオープンな吹奏感を持ち、さらに扱いやすい特性に仕上がっており、 『princesa』は中路氏シグネチャーモデル(実際に中路氏が使用するモデル)ではありませんが、 氏も大変気に入っており、シグネチャーラインとは別になんとかリリースできないかと評価していただいたモデルとの事! 外観(ウェイト)デザインは両モデル共通のオリジナルデザインです。 willie'sのアイデンティティでもある3R(シャンクとカップの間の襟巻き部分)はそのままに、中路氏のコダワリが随所にちりばめられています。 全長はスタンダードラインに比べ5mm短縮しながら、BE-BOPと同一の重量(162g)を確保。 全体に均一な重量配分も、全音域で圧倒的な鳴りに一役買っています。 優美なフォルムは手にした誰しもを魅了することでしょう。 ウィリーズマウスピースがジョイブラス(シアズ)に登場して12年が経ちました。 その長い年月の中で製作者の中込さんは様々なプレイヤーや、多くの楽器メーカー、ユーザーの皆様方と出会い、 新たなテクノロジーの開発や、その卓越した技術を駆使して多くのマウスピースを創り上げてきました。 その魅力の一端を湯村のブログで紹介出来たらと思います。 そして、興味をもって頂いた皆様、是非25日、26日はご予約の上、ご来店をお待ちしてます。 湯村 willie's マウスピース相談会を、12月25日(土)~26日(日)の2日間開催いたします! 数々のマウスピースを製作しているwillie's中込さんをお招きして、製作者のアドバイスを直々に受けマウスピースをお選びいただけます!
様々なタイプのマウスピースを有するウィリーズだからこそお客様ひとりひとりに合うマウスピースを見つけられます! トロンボーンはもちろん、トランペットマウスピースのご相談もできます! 今回はジョイブラスからのクリスマスプレゼントということで、ご購入特典がとても豪華になっております! ①この相談会だけの特別価格でご案内! ②ウィリーズMPをおもとめの方にサニーミスト or MPポーチを進呈! ③Shires、RathのTB本体をおもとめの方には、お好きなウィリーズMPプレゼント! と、とてもお得にご購入いただける特典が満載です! <相談会時間枠> *両日とも同じ時間のご案内です。 ①13:00~13:30 ②13:40~14:10 ③14:20~14:50 ④15:00~15:30 ⑤15:40~16:10 ⑥16:20~16:50 ご予約は下記のフォームより受け付けております。 ご来店予約フォーム コロナ禍のため数度の公演中止を経て、国際的に活躍するソロトロンボーン奏者 玉木優さんの日本でのソロリサイタルがついに開催されます! 本公演はソナタの様式美にスポットを当て、様々な年代のソナタをお楽しみいただけるプログラムとなっております。 また本公演のために手掛けられた委嘱作品も注目です! ピアニストはARDミュンヘン国際コンクールで世界一に輝いた葵トリオのメンバー、室内楽のエキスパートである秋元孝介さん。 世界で活躍するお二人の濃密なアンサンブルは必見です! 玉木優トロンボーンリサイタル2022
ソナタの様式美と新たなる挑戦 <出演> 玉木優(トロンボーン) 秋元孝介(ピアノ) <公演情報> ■関西公演 会場:伊丹アイフォニックホール 日時:2022年1月24日(月) 開場 18:30 開演 19:00 ■関東公演 会場:横浜市青葉区民文化センター フィリアホール 日時:2022年1月26日(水) 開場 18:30 開演 19:00 <チケット> 一般:4,000円 学生(小~大学生):3,000円 当日券各+500円 *全席自由 ■ジョイブラス 両公演販売ページ(こちら) ■e+ 関西公演販売ページ(こちら) ■e+ 関東公演販売ページ(こちら) <プログラム> 伊藤康英:トロンボーンとピアノのためのソナタ* E. イウェイゼン:トロンボーンとピアノのためのソナタ P. ヒンデミット:トロンボーンとピアノのためのソナタ B. マルチェロ:トロンボーンとピアノのためのソナタ第3番 高橋宏治:委嘱新作(世界初演)* 挾間美帆:パガニーニの主題による変奏曲* ほか *玉木優委嘱作品 <お問合せ> 玉木優リサイタル実行委員会 ジョイブラス TEL 03-5480-2468 MAIL tb@joybrass.co.jp 11/28(日)18:30~21:30 大田区民ホール アプリコ 小ホールにて、ジャズトロンボーン奏者の河野広明さんのワークショップ&マスタークラスが開催されます!! M.Rath公式アーティストの河野広明さんによるワークショップ&マスタークラスの参加者を募集しております!
ワークショップは講座形式となっていますが、座学だけでなく参加者の皆様にも楽器をお持ち込み頂き、広い会場で実際に音を出して実践して頂ける参加型となっております! 講座の内容は以下の3本立てです。
マスタークラスは個人での受講はもちろん、グループでの受講も可能です!例えば今所属している吹奏楽団やアンサンブル、ビッグバンドのトロンボーンセクションの皆様でご参加頂くことも可能となっております!今取り組んでいる曲を河野さんに指導して頂けるチャンスですので、是非お誘い合わせの上ご参加下さい!マスタークラスの聴講は参加費のみで聴くことができます。 今回ご参加と併せて河野広明さんの教則本「トロンボーンに特化したJAZZアドリブ教則本 初級」をお買い求め頂くと、教則本を通常価格よりも安くご購入頂けます!併せてご検討下さい! 〈Infomation〉 ~河野広明 Presents ワークショップ&マスタークラス ミニコンサート付き~ 会場: 大田区民ホール・アプリコ 小ホール(JR蒲田駅) 「JR蒲田駅」東口から徒歩約3分 「京急蒲田駅」西口から徒歩約7分 日時:2021年11月28日(日) 18時30分~21時30分 料金:参加費4,000円 教則本セット +2,500円 マスタークラス受講 +4,000円 お申し込みはこちら! forms.gle/qmzL46BBJPzYhiy6A 気づいたらあっという間に11月。段々と年末感が近づいてきましたね。 今日は”細管”と一括にざっくりとされがちだけれども、意外と奥が深いこの”細管”TBについてご紹介していきたいと思います!! 細管TBに興味があるけど、どれが良いか分からないよ!!という方もぜひ読んでいって下さい! さて、太管は.547ボア(.547/.562)の8-1/2インチ(9インチ)、バスは.562(.562/578)の9-1/2インチ(10・10-1/2)とボアとベルサイズに関しては殆ど選択肢がないのですが、細管といわれるTBでは.481/491、.485、.485/.495、.500、.500/.510、.508、.510と細いものから太いものではかなりがボアサイズが異なってきます。またベルサイズも7-3/8、7-1/2、7-3/4、8と種類が豊富です!後述しますが、ざっくりと細めで小さめのモデル(.481/.491の7-1/2ベル)をKingの2Bサイズ、太めで大きめのモデル(.508の8ベル)をKingの3Bサイズと例えることが多いです。 (厳密には古いモデルでは7インチのベルサイズや、逆にB.A.Cカスタムなど8インチより大きめのベル径だったりもっと珍しいサイズのデュアルボア(例えば.494/.507)といったものも存在するのですが、現在主流になっているのは上記の赤文字に記した通りです。) これらを踏まえた上で、現在主流となっている細管TBメーカーと各モデルをご紹介していきます! ・KING まずは細管ジャズTBといったらこのメーカー!明るく反応の良いサウンドが特徴的で、前身となるH.N.White社から数えると設立してからなんと125年以上経っている老舗メーカーです!コンパクトな2B(.481-.491の7-3/8ベル)、よりワイドな3B(.508の8ベル)の2モデルが看板モデルとなっております。またベルもイエローブラス、ゴールドブラスに加えて今では数少ないスターリングシルバー製のベルも製造しておりまして、シルバーソニックは今でも人気が高いモデルとなっております。また2B+(.500の7-1/2ベル)や3B+(.525ボアの8インチ)や3BF、3BF+などのF管付き仕様といったバリエーションの多さも魅力の一つです。 また製造年代によって同じモデルでもベルのサイズ、厚さや細部の作り等が変わっておりまして、そういった点で現行といわゆるヴィンテージといわれるものを吹いてみるのも面白いメーカーです。 ・BACH 吹奏楽やクラシックの太管テナーバスやバストロンボーン、マウスピースでもお馴染みのV.Bach。ジャズトロンボーンでももちろん古くから愛用されてきています!その昔、古くはModel6、Model 8と小さめのボアとベルサイズのラインナップも存在したのですが、現行ではModel 12(12.70mm、いわゆる.500の7-1/2ベル)とModel 16 (12.57mm/12.93mm、.485/.508のデュアルボアの7-1/2ベル)、LT16M(.508の7-1/2ベル)が存在しています。 ジャズトロンボーンといえばKINGかBACH、という方も多いのではないでしょうか。 KINGに比べると落ち着いたクラシカルでワイドなサウンドが特徴的で、吹き心地も懐が深いのが特徴的です。スリーヴ部分が無いライトウェイトスライドが標準になっている細管TBの中でも、スリーヴ有りの通常のスライドが標準仕様になっている点も特徴の一つですね!LT16Mのみニケルライトウェイトスライド仕様となっています。 KINGとBACH、吹き心地やサウンドの好みが分かれる事が多く、KING派はずっとKING、BACH吹きはずっとBACH!といったプレイヤーさんが多い印象です。 またBACHもシルバー製の銀ベル(≠銀メッキ仕上げ)を製造しているのですが、他社製のスターリングシルバー(92.5%)とは異なりスターリングシルバープラスという純度の非常に高い(99.9%)素材となっています。 ・M.Rath イギリスの誇るハンドメイドメーカー、Michael Rath社。なんといっても特徴的なのは主管に付いている”R”と独特なバランサーでしょうか。 ボアサイズの種類が多く、R1やR2,R12などといったラインナップが用意されているのですが、一番人気が高いのは.500と太めなボアサイズを持ちながら7-1/2ベルと小柄なベルサイズを持つR10です。R10を始め、Rath社製のトロンボーンは細管・太管・バストロと全てのモデル、非常に素直な吹奏感と良い意味でのコンパクトさを兼ね備えているのが特徴的です。またスライドの精度がとても良く、その滑りの良さに慣れてしまうと他のメーカーの新品のスライドでも違和感を感じてしまうほどだったり。 また見た目にも美しいサテン仕上げやベルカット、素材やテーパーを選べる主管、グースネック、スライド、マウスパイプなど奏者の好みに応じてカスタマイズ出来るのも非常に嬉しいポイントです。私も一目惚れしてR10-R(ローズブラスベル仕様)を衝動買いしたことがあります() またカスタムシリーズ譲りの良さを持つ00シリーズも出ていまして、R100-Y(.500ボア、7-1/2ベル)もR10に負けず劣らずの人気を誇っています。カスタムシリーズはポンドの為替の変動が非常に激しいこともあってオープンプライスとなっているのですが、R100は実売で20万円前半と非常にコスパが良いシリーズとなっており、カスタムシリーズはもちろん00シリーズも一度はぜひお試していただきたいモデルとなっております! ・S.E.Shires 最近Marshall Gilkes氏が公式ユーザーになったことでも更に注目が高まっているS.E.Shiresの細管トロンボーン。 MGモデル…はまだ日本に入荷してきていないのでここではまだご紹介出来ないのですが、数あるS.E.Shiresのセッティングの中でも細管で人気が高いのはJim Pugh氏が監修及び実際に愛用していた7番の7-3/4インチサイズのベルに.500ボアのニッケルライトウェイト、あるいはイエローブラス製のライトウェイトスライドを組み合わせたS7Y7.75/T00(N)LW、シグネチャーモデルであるMichael Davis Model(.495、7-1/2ベル)及びMichael Davis +Model (.508、7-3/4ベル)でしょうか。 クラシカルにもジャズにもポップスにも、ジャンルを問わずいつでもオールラウンダーに使めえる優等生!というのが特徴です。 Michael Davis氏のシグネチャーモデルは本人が元々KINGユーザーだったこともあり、KINGの反応性と明るさを生かしつつもっと幅広いジャンルで使えるように進化した印象が強いです。S7Y7.75/T00(N)LWは操作性、反応性、そして音色のバランスがとても高い位置で取られているセッティングになっていまして、僕が一目惚れして実際に買ってしまったくらいにはオススメです(2回目) ・K&H こちらも昨今の細管テナートロンボーンを語る上では外せないメーカー、ドイツのK&Hです!Ilja Reijngoud氏やBart Van Lier氏が愛用している事でも有名ですね。ヴァリアブルウェイトシステムという2つの棒形状のバランサーをお好みの位置、向きで装着することによって吹奏感や音色を弄ることが出来るのが特徴的です。また持ち手部分も持ちやすいエルゴノミックスライドの形状をしているのも特徴の一つです。.480/.488の小さめのボアサイズのBvL MKⅡ V、またそれより少し大きめの.500ボアのBvL2/500(いずれもシグネチャーモデル)が人気となっており、いずれも音程感も良く素直で癖のない扱いやすさが印象に残るメーカーです。またブロンズスライドといった仕様や、他にはない主管がスターリングシルバー製で出来ている"sst"といった仕様が存在しているのも珍しいメーカーです。 ちなみに学バンに入って初めて買った細管テナーはこちらのK&HのBvL 480/488の旧仕様、後から銀パイプを買い足したセッティングでした。今は諸事情があって手元にないのですが、今でも手元に残しておけば良かったと後悔してます…。 ・XO
台湾製ながらも高いクオリティー、コストパフォーマンスを持つXO。TB奏者として、また作編曲家としても人気が高いJohn Fedchock氏のシグネチャーモデルであるModel 1632(.500、7-1/2ベル)・Model 1634(.508、8ベル)がラインナップとして存在しています。 発表当時は20万前半で買える細管テナートロンボーンとして入門機種としての人気が高かったのですが、最近ではHR Big BandのLead奏者のGünter Bollmann氏、WDRの2nd TB奏者のRaphael Klemm氏(M.Rathも愛用)も使っているシーンを見かけたりとプロ奏者の愛用者もじわじわと増えてきている印象です! こちらのモデルの特徴としては、独特の支柱形状とグースネック側にデフォルトで寄っているバランサーの配置、そしてなんといってもウェイト的にもサウンド的にも圧倒的に”軽い”という部分です。極限まで軽く製作されたウルトラライトウェイトスライド、ベルの反応の良さはppや素早いパッセージを吹く際に非常に吹きやすいです。バリバリ力押しで吹く…といった吹き方よりは上にふんわりと乗ってリードする。そんな吹き方が適している印象です。 とここまでざっくりと説明してきましたが、他にもGetzenの3508(現在店頭在庫は切らしているのですが…)日本が誇るYAMAHAの細管テナーZシリーズのYSL-897、891、895EN(弊店では中古のみのお取り扱いとなっている)などオススメの細管トロンボーン、たくさんあります! 百聞は一見にしかず、ぜひ気になったモデルがあったらご来店して実際に試してみて下さい!新品も中古もたくさんありますよ~! TB担当 北澤 |
JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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