本日のピックアップアイテムはこちらのウィリーズマウスピースです。
2009年に誕生したウィリーズマウスピースは、現在は日本国内のみならず、世界中のプレイヤーに愛用されるマウスピースとなりました。 製作者、中込昌仁氏の揺るぎない情熱で創られるそのマウスピースはそれぞれのマウスピースに個性があり、 またその多彩なラインナップは他メーカーと一線を画します。 今回のこのブログは定期的に更新して、初期の頃のウィリーズマウスピースから、最新のモデルまで様々な角度からウィリーズマウスピースを紹介してまいります。 さてマウスピース相談会の第一回は2009年の7/3にシアズ(現ジョイブラス)にて行われました。 この時期のウィリーズマウスピースと言えば、発売以降10年以上のロングセラー、ウィリーズマウスピース最初のシグネチャーモデル、中路英明さんのシグネチャーモデル、emperadorの印象が圧倒的な印象があります。 emperadorの最大の特長は独創的なボアデザインです。 カップ側から6.3mm~5.8mmとなだらかに変化するダブルボアを採用し、カップから第1ボアへはコンポジット(複合)Rで繋がっています。 バレルシェイプ(樽型)バックボアはスロート部に「段」を施しており、全音域に渡って立ち上がりの良さを実現。 ハイトーンのコントロール性もスタンダードモデルよりさらに向上しました。サイズはBach7C相当。 カップ内径 24.75mm ボアサイズ 6.3mm~5.8mm バックボア 段付きバレルシェイプ(樽型) 全長はスタンダードよりわずかながら短くなっておりますが、重量としてはスタンダードラインナップのBe-Bopに相当。 とにかく吹きやすく、究極の7Cというのがウィリーズのコンセプトです。 このバランスのとれたブランクデザインはスタンダードラインナップのブランク形状としても採用されており、 細菅からバストロンボーンまで多種なラインナップが展開されております。 また、その他スタンダードなラインナップとしては、CONCERTO,Be-Bop、MONSTERの3種のブランクがあり、 リムの外形からそのままブランクへと流れていく、Be-BopやMONSTERのこの形状はフルダイレクトボディと呼ばれており、 Be-Bopは奏者の意図をそのままダイレクトに表現し、シズルトーン(サブトーン)も得意なこのマウスピースはジャズトロンボーン奏者にとって大変魅力的なアイテムでした。 MONSTERは、凹凸があるブランク形状で一見ヘビーなマウスピースに見えるのですが、 きわめて明瞭な発音と、明るいサウンドが特徴的でした。 そして、いわゆる定番ブランクのど真ん中といえるCONCERTOは一般的なマウスピースメーカーの作る標準的なモデルに比べて、しっかりとした重量をもっており豊かな倍音をもつこのマウスピースはpp~ffまでしっかりとした表現が可能です。 そういえば7/3のマウスピース相談会では、 CONCERTOの1Gサイズのワイドリムの仕様がちょうど完成されたころでもあったかと思います。 リム幅が増える事で20グラムほどマウスピースの総重量が増えるのですが、 これまたバランスが優れていて、現在ジョイブラスでも在庫展開を続けて多くのお客様にご愛用頂いております。 各モデルのそれぞれ、個性豊かな表情があり、是非ご自身にフィットするウィリーズを探してみていただきたいです! ジョイブラスでは、最新のウィリーズマウスピースはもちろん、 当時から続く定番モデルも展開しております。 それぞれ、どれも大変魅力のあるものです! ジョイブラスのオンラインショップでは多岐にわたり、ウィリーズマウスピースをご紹介しておりますので、 是非この機会にオンラインショップのウィリーズコーナーをご覧くださいませ!! こちらからどうぞ!! i コメントの受け付けは終了しました。
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JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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