こんにちは!花粉の存在をじわじわと感じてきているTB担当 北澤です!世はコロナの影響で色々と大変になっていますが、みんなが手洗いうがいを積極的にするようになって逆にインフルエンザに罹患する方が減ったらしいですね。 マスク不足などで騒がれていますが、一番大事なのはきちんと手洗い、うがいをすることだと私も思います。 ちなみに手洗いは二回、うがいは口を三回すすいだあとに、ガラガラガラーと喉を三回すると良いらしいですよ! さてさて本題ですが、今回は案外選択肢が少なさそうで実はバリエーションやメーカーが多い細管テナーについて何回かシリーズに分けてご紹介していきたいと思います。 まず記念すべき最初にご紹介するのは、このメーカーなしでは細管テナーを語れない、ジャズやポップスで古くから現在まで数多くのプレイヤーに愛用されてきているKINGです。 Kingには2B、2B+、3B、3B+(左から順にボアサイズが大きくなる)のイエローブラスベル、ゴールドブラスベル、スターリングシルバーベルのバリエーションが存在します。また2Bと3Bではベルサイズも異なり、F管付きだったりSGXと言われる仕様も存在しています。 定番となっているのはなんといっても2B、3Bのモデルとなっています。 特徴としては、音が明るくレスポンスがとても良い楽器となっております。スタジオ系やポップス、ファンクなどのプレイヤーが愛用されている方が多いですね。この文章を書いている人もKingユーザーで、1940年代半ばのSilver Tone(2B)と2BのGP、1980年代の3B Concert(ラッカー)と三本持っています() 吹奏楽やクラシックなど吹いていて太管から移行する方、またあるいはより音が太めで息が入る楽器を好む方には3Bが、小柄であったりよりレスポンスの良さを求める方は2Bを好まれる傾向が強いかなぁ…と思います。 またこれを見ればすぐKINGだ!と分かる曲がった支柱。かっこいい…(心の声) 最初の一本としても、また生涯使い続ける楽器としてもいける楽器だと思います。 さてここからは余談なのですがKingの2Bと3B、こちらはモデルとしては長らく存在しているモデルなのですが時代の流れに合わせて細かくマイナーチェンジが行われています。 例えばメインチューニング管の支柱の接着方法や台座が変わっていたり(左が1980年代の3B "Concert"、右が現行品の3B) 古いものはベルサイズが多少小さめに作られていたり…。 もちろん彫刻やバランサーのデザイン、2ピースであったり3ピースであったり…。 また現在のKingの前身であるH.N.White King社の時代のものになってくるとベルサイズが2B、彫刻にも2Bと彫ってあるのにスライドは3Bサイズのボア、といったものも存在しています。これらの内容については語り始めると止まらなくなるのでぜひ詳しく聞きたい方はわたくし北澤まで直接お問い合わせくださいませ! 機会があれば吹き比べをしてみるのもいいかもしれません。年代によって音色やキャラクターがかなり異なってくるので面白いですが、ヴィンテージ沼は深いので要注意です! 現在店頭にはド定番の2Bと3Bのイエローブラスベルの新品、それと3B ”Concert”の銀メッキ仕上げの中古が並んでおります。 細管フェアは終わってしまいましたが、私が店頭にいる間は勝手に細管フェアやっていますので是非是非お越しくださいませ。 次回はこちらもなしでは細管を語れない、Bachについて語る予定です!お楽しみに! TB担当 北澤 コメントの受け付けは終了しました。
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JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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