どうも、TB担当の北澤です。 早速のお知らせですが、外国為替やメーカーの値上げなどの影響で来月の3/3日からBach、King、CONNのマウスピース、アクセサリー類、4/3日から同メーカー楽器本体の販売定価が改定されるとのことです。 メーカーとモデルによって変わるのですが、トロンボーンだと本体は税抜定価で¥10,000~¥15,000程度、マウスピースやアクセサリー類も¥200~¥400程度上がるということです。 為替の変動や原材料の高騰などもありますが、どのメーカーも最近は全般的に値上がりの傾向が強いですね… お客様とのお話の中でも「昔と比べると随分高くなった…よね…?」という内容もしばしば出たりします。 というわけで(?)せっかくなので僕が高校1年生、2005年度版管楽器価格一覧表を引っ張り出して当時の定価を見てみましょう。 忘れもしない、僕が高校1年生のときに買った思い出のCONN 88HY。音色もよく、またスライドがゴールドブラスでかっこいい!と即決でした。2005年当時の定価はなんと¥300,000!現在(2020年2月10日)だと¥375,000になってます!おぉ… ちなみに僕が買った時に居合わせた部活の同期も同時にBachの42BOを買ったのですが、2005年の定価は¥295,000。現在は¥395,000なので一回りほど値上がりしてますね…。 今現在はもっぱらジャズ吹きなのでKingの細管テナーを愛用しているわけですが、2Bのラッカー仕上げだと当時は¥210,000、スターリングシルバーだと¥285,000。現在だと定価は2Bラッカーが¥300,000、スターリングシルバーが¥470,000となっております。銀ベル愛好家としては辛い値上がり幅です… またS.E.Shiresも見てみますと、2005年だとまだ1ベル、2ベルしかなく、またセイヤーとロータリーのみ。アーティストモデルやQシリーズ、アルトなどもまだ当然載っておらず、モデルも多く増えたので単純比較は出来ないのですが、カスタムシリーズのテナーバスが¥560,000。現在だとカスタムシリーズのテナーバスが¥750,000になっています。 ちなみにRathはポンドの変動相場が激しい都合上、現在では定価が付けられず時価となっておりますが、2005年のカタログには定価が出ておりましてR10が¥360,000となっていました。お安い! 嗚呼、超絶円高になるか、もしくは家の庭から石油でも湧き出ないかなぁと思う今日この頃です。 楽器を買おうか迷われている方、来月の3月3日の価格改定の前に買うのがお得かもしれません…! さて、このままでは終われないのでここで嬉しい価格改定をお知らせしましょう!
オンラインショップに掲載されている 中古 Edwards 372CF/T350-E GP と 中古 Schilke ST21G2 ですが、価格が非常にお求めやすい価格になりました! どちらも状態も良く、この期を逃すともうこの価格で手に入るチャンスは無いと言っても過言ではないと思われます。 是非是非チェックしてみてくださいね! TB担当 北澤 こんにちは。最近は寒すぎて毎朝起きてからお布団を出る決意を固めるまで30分ほど必要な北澤です。 今回は倉富くんに頼まれたので、週末のバストロフェアに向けての記事第三話を書いています。 ちなみにタイトルはフィーリングで付けました!(倉富くんに見せたら全く元ネタがわからないと言われて軽くジェネレーションギャップを感じました…湯村さんは分かってくれましたが!) ちなみに北澤イチオシの個体はこちら。Edwardsの1215CF/B454-CR-E/B502-2です! 9.5インチの黄ベル、22ゲージという標準的なセッティングのベルに、なかなかレアなB454-CR-Eセクション。主管はゴールドブラスに人気の支柱が細いタイプです!スライドはマーキーホーンと同様の仕様の、デュアルボアスライドが組み合わされています。ゴールドブラス製アウタースライドに極めて薄く作られたイエロークルーク、右手持ち手支柱はなんとスターリングシルバー!
バストロの主流といえば現在は圧倒的にセイヤーバルブ、次いでハグマンやロタックスとなっていますが、こちらのCR-Eセクションも息抜けが良く、それでいて動作も圧倒的に早く操作性や吹奏感でも引けを取りません。 またごゴールドブラス製アウタースライド、ゴールドブラス製主管、極薄イエロークルークといった仕様のおかげで音色と反応の良さを高いバランスで両立している個体です。 ジョイブラスにお越しの際にはぜひぜひお試し下さいませ。 また店頭には中古のEdwards用 B2SSパイプや圧倒的軽量さと頑丈さで人気の高いV4Kケース(バストロ用)もありますのでそちらもぜひぜひチェック! そして、フェア中にS.E.Shiresのバストロンボーンをお買い上げの方には選べる特典として ・倉富くんの20分レッスン ・楽器全体洗浄チケット のどちらかが付いてきます!倉富くんの20分レッスンはお好きな日時で(※ジョイブラスにて)、楽器全体洗浄は期限無期限(※ただし一回限り)となっております。 人気が高いS.E.Shiresトロンボーン。現在店頭だとQ36YRがたくさんありますので、選ぶチャンスとしてはこれ以上ないかと思われます。 今週末も冷えるようですが、皆様のご来店をスタッフ一同お待ちしております。 TB担当 北澤 どうもみなさん、こんにちは。影の支配者こと北澤です。 いつの間にか偉い立場になってしまいましたね…今日は倉富くんが頑張ってお店を回してくれていたので、 裏で溜まっていた楽器洗浄・調整に専念してました! 今日洗浄調整したのはなかなか手ごわい汚れでした…!抜差管のグリスが落ちてきてロータリーオイルと混ざり、汚れになっている場合もあれば、緑青が発生してそれがロータリーの動きを阻害している場合もあります。また主管やF管といった部分、またロータリー周辺に発生している緑青が響きに影響を与えていることも多く、洗浄したら新品のときの鳴りが復活したという方もいます。
ロータリーオイルは潤滑な動作の為にはもちろん、こういった緑青の発生防止の為にも練習の初め、終わりなどこまめに流し込むようにするのがオススメです! 特に店頭でも合わせて販売しておりますHetmanオイルは楽器保護の観点からでも非常にオススメだったりします。 また少し話は変わりますが、マウスパイプが交換できるタイプのスライド。例えばShiresやEdwards、Getzen、RathやB&Sなど、マウスパイプを毎日違うものに変えて吹くという方はほとんどいないかと思われますが… こちら、マウスパイプとスライドの間に水が溜まりやすく、緑青や腐食がとても進行しやすいです。最悪の場合はパイプの先端から腐ってポロポロ落ちていく場合も…。 なので、スワブを通す際はなるべくマウスパイプを外した状態でパイプ、内管、外管に通すのが非常に良きです!またマウスパイプにチューニングスライドグリスを薄く、うすーく塗布しておくと水分を弾いてくれますし、固着を防いでくれます。 いちいち練習毎に外すのはめんどくさい!!という方は一ヶ月に一回外して水分を取って、グリスを塗りましょう。 TB担当 北澤 みなさんこんにちは!寒さに震えておりますTB 担当北澤です!早く気温が暖かくなって春が来てほしい…と思いつつも花粉症なので花粉は飛んでほしくない!と非常に我儘なことを思いながら最近は過ごしております。 さてジョイブラスでは様々な教則本や書籍類も取り扱っています。中には参考演奏が収録されたCD付きの物などもあったりしますっ。今回はその中でも私がオススメしたい教則本をご紹介したいと思います。 それがこちら!Ilja Reijngoud(イリャ・ラインハウト)氏によるTECHNIQUE AND WARMING UP EXERCISE FOR TROMBONE AND LOW BRASS(トロンボーンと低音金管楽器のためのテクニックとウォーミングアップ・エクササイズ) ジャズ奏者の方にはご説明不要とは思いますがここで簡単にIlja Reijngoud氏のご紹介を。 Ilja Reijngoud氏はトロンボーン奏者として演奏はもちろん、また作編曲や指揮や後進の育成など様々な分野で現在も活躍しているプレイヤーです。彼が録音に携わったアルバムはなんと100枚以上!過去にはオランダ公共放送局のMetropole Orchestraに在籍し、現在はJazz Orchestra Of The Concertgebouwで吹かれています。師匠は現在でもジャズやポップス、ソロからオーケストラまで様々なシーンで活躍されているBart van Lier氏。 艶のある音色に滑らかな高速フレーズ、Ilja Reijngoud氏は私が好きなトロンボーン奏者の一人でもあります。 教則本では呼吸法から始まり、ハーフアンブシュアと呼ばれる独特なスタミナを維持するためのアンブシュア解説、フレキシビリティーやインターバルの練習、各種応用エクササイズなど内容が盛り沢山!ジャズ奏者のみならずクラシック奏者でもオススメの教則本となっております! |
JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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