現在ジョイブラスには希少なモネット社の中古トランペットが2点ございます。本日のブログでは詳しくご紹介いたします。 2000LT ブラッシュゴールド仕上げ (オンラインショップは こちら ) 「2000LT」は、モネットとして初めて明確に「ライトウェイト」仕様を打ち出したトランペットでした。発表された1999年当時、モネットの主要ラインナップとして用意されていた特徴的な外観形状の「900シリーズ」ながらも、最も軽いモデルとして設計されました。開発時には「従来のトランペットと同じウェイト」を意識していたことから、あくまでもモネットとしての「ライトウェイト」仕様と捉えることが適切ですが、モネット特有の魅力を失うことなく、吹きやすい楽器に仕上がっており、一般的な楽器とのブレンドのしやすさも評価されました。 後に開発される「XLT」そしてメイナード・ファーガソンが最晩年に愛用した「MF Prana」の源流となる機種とも評することができます。コンディションは良く、表面仕上げのブラッシュゴールドは全体的に薄くなっていますが、美品です。付属マウスピース・ケースはございません。 P3 ローブラス仕上げ #2002 (オンラインショップは こちら ) 創業25年を迎えたモネットは2006年に大きなラインナップの変更を行い、「新世代の楽器」として"PRANA"を冠したシリーズを発表しました。「P3」は、それまでの「B993」の後継となるモデルとして位置づけられ、モネットの特長のひとつでもある"大きなベル径"(5-5/8")を採用したモデルでもありましたが、当時のメーカー資料では、ウェイトは「Medium +」、音色は「6」("1=最もブライト"、"10=最もダークとして数値化)と記されたように、発表された新シリーズのなかで最も主軸となるモデルとして人気を集めました(ウィントン・マルサリス愛用のモデルでもありました)。近年のモネットを代表する機種としてご案内することができます。 この個体はイギリスのトランペット奏者、ガイ・バーカー氏がオリジナル・オーナーです。2016年にはモネット社のホームページ上で写真・コメントとともに紹介されておりました。 "Wow!!!!! The horn is simply something else. The response, sound and agility of it is so amazing. Everyone is commenting on the sound and energy of #2002 - even members of the audience who weren't musicians. The sax player summed it up the best. He said , "Yes, it sounds better - yes, its more in-tune - yes, it projects like crazy - but the most important thing is you sound so much more comfortable playing it!" Guy Barker 「B2S3」「B6LS1」「B2FL」の3本のマウスピース(いずれも"mid-size shank")、純正ハードケースが付属します。 どちらの楽器もジョイブラスとして積極的にご紹介のできるモネットの個体です。モネットは生産数が少なく、中古の流通量も決して多くはないトランペットです。是非ともご注目ください。どうぞよろしくお願い致します。
トランペット担当 吉野 コメントの受け付けは終了しました。
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JOYBRASSJoyBrassはトランペット・トロンボーンを中心とした管楽器専門店として、プロ・アマチュアを問わずプレーヤーの方々から寄せられる様々なニーズに応えられる存在を目指しております。現代の銘器から貴重なビンテージ品、そしてお求め安い金額の楽器まで様々な品揃えを心がけており、マウスピース、楽器ケースを含めたアクセサリー類にも力を入れております。また、インターネット通販も早くから行っており、全国各地から好評を博しております。 カテゴリ
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